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「医学部再受験の闇」をガチで教えます・・・【閲覧注意】

こんにちは、信長(@nobunaga_ydb)です。

今回は、「医学部再受験の闇」について解説していきます。

かなりディープな内容になっていますので、あらかじめご了承ください。

医学部再受験者の中には、そもそも大学受験をなめている人が多い

医学部再受験にチャレンジする人って、もちろん志高い人もいるんですが、「医学部に入れば人生逆転できる!」みたいな安易な考えをもっている人も結構多いんですよね。

よくあるのが、文系の大学を中退してフラフラしたあと、一念発起して、「俺、医者になるわ!」みたいな感じで医学部再受験を決意する人。

目指すのは自由なんですけど、こういう人って、大学受験のこと全然知らないんですよね。

たとえば、僕が浪人時代に通ってた自習室に、関関同立の文系を中退して医学部再受験を志していた人がいました。

「どこの大学目指してるんですか?」って聞いたら、「阪大医学部!」って言うんですよ。

おいおい、ちょっと待てよ、と。

ある程度大学受験を頑張った人なら、阪大医学部がどれほど難しいかを知っているはずです。

けど、推薦とかで私立大文系に入った人って、そういうの全然知らないんですよね。

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医学部再受験では、プライドや理想を捨てて、「いかに受かりやすい寛容な大学を受験するか」という現実思考をもつことが重要です。

その考えをすっ飛ばして、「旧帝医学部かっこいい~!」みたいな脳内お花畑テンションで臨むと、即死します。

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実際、その人は夏前に自習室に来なくなりました。

僕の周りの人を見ていると、旧帝大理系学部出身くらいじゃないと、医学部再受験で成功するのは難しいです。

最低でも、旧帝大文系学部出身くらいじゃないときついですね。

センター試験(今なら共通テスト)と二次試験の両方を経験していて、ある程度大学受験の厳しさを痛感してる人じゃないと、本当に難しいと思っておいてください。

(私立大医学部の再受験となると話は別ですが、この記事では国公立大医学部の再受験という前提で話を進めていきます。)

医学部再受験に失敗したら、その後の人生を立て直すのが難しい

医学部再受験に成功したら、それは万々歳ですけど、大半の人は失敗します。

そうなった場合、その後の人生をリカバリーするのって結構難しいんですよね。

たとえば、大学を卒業後、3年間医学部再受験にチャレンジして、結局失敗した場合、その後企業に就職するのはややハードになります。

なぜなら、企業によっては、新卒扱いしないところもあるからです。

また、空白の期間中に海外留学をしていて、英語がペラペラとかならアピールポイントにもなるわけですが、医学部再受験の経験なんて何のアピールにもなりません。

こんな感じで、医学部再受験というのは、失敗したあとの立て直しが難しいため、闇が深いです。

(決して立て直しが無理なわけではなく、ふつうの人に比べてハードということです。)

医学部再受験をするならば、「会社員を続けながら勉強をする」みたいに、失敗したときのリスクを極力減らすのが理想的なのですが、これだと逆に、勉強時間の確保が難しくなるというジレンマもあります。

いずれにせよ、本当に難しい世界ということですね。

医学部再受験は、孤独感が半端ない

医学部再受験は、孤独感がものすごく強いです。

そりゃそうですよね。周りに医学部再受験をしている人なんてほぼいないので。

また、高校を卒業したての浪人生であれば、予備校の医学部クラスに行けば、同じ年齢層の仲間がたくさんいるわけですが、医学部再受験生になると、一人だけ年齢が高くなり、浮きがちになります。

(こういう理由で、医学部再受験生は予備校に通わず、自習室を借りるケースが多いです。)

正直、受験勉強なんて孤独感に打ち勝たないと成功しないわけですが、医学部再受験となると、年齢や社会的立場も含めて、さまざまな孤独感が押し寄せてくることは念頭に置いておきましょう。

医学部再受験は、犯罪者が人生をやり直す手段の一つになっている

個人的にこれ、結構闇が深いです。

たとえば、大学時代に犯罪を犯して中退を余儀なくされて、これから先どうしよう、ってなったときに、医学部再受験をする人がいます。

「え!?そんなケース実際にあるの?」って思われるかもしれないですが、本当の話です。

僕が知っているケースでも、実際に何件かあります。

(直接その人と知り合いだったわけではなく、間接的に聞いただけですが、その事件を報じたネットニュースとかを見せてもらったので、信ぴょう性は高いです。)

医者になるのは個人の自由だし全然いいと思うのですが、犯罪者が人生逆転の手段として医学部再受験を選ぶのは何だか嫌だな、と思います。

(逆に言えば、モラルとか良心が欠けていても、当日のペーパーテストさえよければ医者になれてしまうという、現代の医学部受験制度の抜け穴も大きいと思います。)

医学部再受験は闇が深い世界なので、チャレンジするなら相応の覚悟が必要

今回のnoteでは、「医学部再受験の闇」について解説しました。

このnoteを読んで、「医学部再受験ってマジでつらそう・・・」と思った人は、残念ながら医学部再受験に向いていません。

逆に、「それでも俺は再受験して医者になりたい!」と思った人は、少なくともスタート地点には立てていると思います。

医学部再受験に限らず、受験勉強というものは「覚悟」が一番大事です。

何だかんだ、「覚悟」がある人が最終的に成功しています。

医学部再受験は厳しく、闇の深い世界ですが、覚悟をもって机に向かいましょう!

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