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発達障害のカミングアウトを人に言うことへの悩み

皆さんこんにちは!のぶです!
私は発達障害ASD(自閉症スペクトラム)の診断受けても相談する人がいませんでした。身近な家族にも今でも発達障害ということをカミングアウトしてません。その理由や実際カミングアウトしてからの心境について記事に書いてます。

1.なぜ両親に相談しなかったのか?


私は厳しい両親のもとに育ち、小さい頃から生きづらさを感じていました。
その理由としては、親戚や周りの人たちと比較されて公務員や大企業に勤めている人が多く、また友人と学校の成績で比較されたり褒めてくれた記憶がない程です。

何故あの人にはできてあなたは出来ないの?
〇〇くん学校の成績よかったらしいよ。それに比べてあなたは….

また、高校受験の時にも一生懸命頑張った結果落ちてしまい、
いわゆるすべり止めの高校に行く時に父親から一言

”あんな二流高校に行きやがって..恥ずかしいよ”
人の傷つく言葉を放ち、心の中が針で指すような痛さで息苦しかった。

親の期待に応えようと頑張れば頑張るほど空回りする。

親世代だと、”根性論” ”精神論”の考えが根強くて何かにつけて否定する。
私が発達障害ASD(自閉症スペクトラム)と診断されても身近な人である
両親には相談しなかった。

”しなかったと言うより”出来なかった”。

これが学生から社会人になっても親のスタイルは変わらない。
自分勝手な”想像”でしか物事を判断することしかできない。
仮に発達障害やうつ病に対しても”そんなの気のせいよ”と言われる始末。

困ったことや不安な時に真っ先に両親に相談すると思いますが、否定する人がいれば逆効果です。距離を置きましょう!

人格否定されると、”鬱”や他の精神疾患になりあなたの体を壊してしまいます。実際私は軽い鬱やストレスにより左顔面が麻痺してしまい病気にかかり
入院してました。

2.私が相談した相手とは?


相談する人がいなくて不安や悩みを抱え込んだまま毎日を過ごす日々。
ふとネットで”発達障害者の当事者講演会”を見つけて参加してみることに…
ASDの人は集団行動や新しい環境が苦手があり、初参加の時は不安でいっぱいでした。
参加してみると、同じ境遇で生きづらさやお互い共感できる部分があり
やっと自分の居場所が見つかりました。

例えばグループワークの時間があり、発達障害者同士で深刻な表情を浮かべながら

私、人の話が理解できないんです
簡単な作業ができなくていつも怒られてます
人間関係でいつも一人ぼっちで孤独感を感じていて

などみんな同じ悩みや生きづらさを感じてるんだなぁと安心した。

同じ境遇の人たちだと”共感”して、お互いのコミュニケーションもはかどり数人で食事に行ったこともありました。
以前の私は友達が少ないからと言って、無理に執着すると離れていき凹んでました。
しかし今思えば、少認数でも同じ接点を持った人たちとの交流はメンタル的に安定することに気付かされた。

3.相談する相手が重要

自己肯定感が低かったり、劣等感が強いと悪いことを悪用する人が寄ってきます。

注意する点としては
1.何回か食事をして無理難題な頼み事をする人
例えば、お金の話やセールスの話題などされるとASDの人は断れない性格が多いので騙されやすくなります。

2.ドタキャンや遅刻癖が多い人
全員とは言いませんが、このようなタイプの人は立場が下の人に対しては平気でドタキャンや遅刻をします。別にいいだろうという罪悪感もなければ平等にしてないからです。

相手も表情や声のトーン、使っている言葉がネガティブだと
”あいつは何でもしてよさそうだな”と内心思っているんでしょうね。

私はこのような苦しい経験をしてきて数百万円の借金をしたり人に振り回されて一時期自殺まで考えるようになりました。

類は友を呼ぶではないですが、同じ境遇の人たちと知り合うことで精神的にも楽であり、相談しやすいというのもあります。

人にカミングアウトすることはすごくエネルギーがいるし、不安もあります。必ずしも言っていいとは限りませんが、本当にあなたの事を理解してくれてる人の相談しましょう。


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