After Fight~劇しき攻防~
私の席の真横を子どもが走って通り過ぎた。
日曜日の午後、ファーストフードの店内は子どもが多い。
真夏だというのにコートをまとった私は、アイスコーヒーを口元に運ぶと
同時に、サングラス越しにチラっと、足元のコンセントに差し込んでいる
充電器を確認する。
「あと10分・・」
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「朝、起きて充電すればいいか!」
そう思ったのが間違いだった。
今朝早く、特殊公安調査本部から、ミスターフラミンゴが5番街の宝石店を襲