エネルギー貯蔵の原則
こんにちは!のぶです。
本日は「エネルギー貯蔵の原則」
というテーマで記事を投稿します。
専門的な言葉が多くなってしまいますが、
ご了承ください。分かりやすく説明は致しますので、
是非ご覧ください。
目次
・三大栄養素
・糖分不足によるメリット
・まとめ
三大栄養素
健康に生活するためには、この3つを食物などから摂取する必要があります。それは、糖分(グルコース)、脂質、タンパク質です。
これらを摂取する理由は、身体を動かしたり、思考したり、呼吸をしたりするのにエネルギーが必要だからです。
まず、糖分(グルコース)は体内で最も使われるエネルギー源です。食物などから摂取した糖分は消化管で消化・吸収され体内に取り込まれます。余った分は尿などで排泄される他、肝臓などで体脂肪として蓄えられます。
血液中にある糖分の量を示すものが血糖値です。
皆さんも健康診断などで聞いたことがあるかと思います。
血糖値が高い状態を糖尿病と言い、主に生活習慣が原因で生じます。この状態ではエネルギーとしては、使えなくなってしまいます。
糖分(グルコース)は短期的にエネルギーを作るのに最適なものとなってます。しかし、エネルギー貯蔵としては弱く、24時間程度が限界です。
次に脂質についてです。脂質は、運動時や空腹時などの血糖値が少ない時にエネルギー源として利用されます。
血糖値が少ない時は、肝臓などに蓄えられている脂肪分(中性脂肪)を分解して、酸素を利用してエネルギーを作ります。
この脂肪分を分解してエネルギーを作る仕組みは、動物が飢餓状態を免れるために備わっている重要な仕組みです。これは、エネルギー効率として非常に優れ余った脂肪で数ヶ月生活できると言われています。
最後はタンパク質についてです。タンパク質は糖分や脂質に比べてエネルギーとしてはあまり使用されないですが、体の機能を維持するためには必要不可欠なものです。
体内の組織(肌、髪の毛、筋肉など)や体の機能を維持するために必要なホルモンなどはタンパク質で出来ています。つまり、タンパク質がないと肌が荒れたり、身体を壊したりします。
アスリートの方や運動する人がプロテイン(タンパク質)を取らなければいけないと言われる所以は、運動で消費した分を補わなければ身体が壊れてしまうからです。
また、タンパク質は糖分や脂質がない時にエネルギー源として使われます。(効率が悪いため、あまり使われませんが)
以上が三大栄養素についての説明です。
次からはエネルギーが不足した時の体の状態についてお話ししたいと思います。
糖分不足のメリット
ここまで読んだあなたはざっくりですが、
三大栄養素が必要なんだと分かったかと思います。
ここからは、糖分不足によるメリットについてお話しします。
主に三大栄養素を分解してエネルギーを得ています。
このエネルギーによって生命を維持できています。
人間がエネルギーを得るためには、まず糖分を利用します。これは、必要最低限の量しかエネルギーを作ることができません。つまり、短い時間での運動や脳学習などに利用されます。
運動などをして、血液中の糖分の濃度が減少したら、脂肪を分解してエネルギーを得ようとします。これは、中長時間の運動が可能です。
ただ、脂肪を燃やすためには多くの酸素が必要です。
そのため脂肪燃焼を目指すならジョギング、サイクリングなどの有酸素運動が必要です。
脂肪を燃焼させ痩せたいと思う方は、筋トレなどではなく有酸素運動を行う必要があります。(筋トレを合わせると効果的です。)
以上のことから言えるのは、意図的に糖分を少なくすれば脂肪燃焼が起きやすいとのことです。しかし、脳は糖分のみエネルギーとして使えるため一定の量を保たなくてはいけません。
糖分が少なすぎると脳が栄養不良となり、意識障害などが生じ生命を維持することが出来ません。そのため、人間には血糖値が下がった時に身体を守る仕組みが備わってます。
それが先程お話しした蓄えた脂肪を分解し、糖分を作る仕組みです。これは糖分がない時に最大限のパワーを発揮します。
逆に血液中に過剰に糖分がある場合は、
肝臓や筋肉などに蓄えられます。
つまり、生きるために必要もしくは活動量に適した糖分を取れば良いいのです。今の世の中甘いものなどが多く糖分を過剰に摂取しがちです。
そんな状態を長く続けてしまうと
将来糖尿病になりやすく
不健康になってしまいます。
また、糖分は依存性が高く
摂り過ぎると満腹中枢が機能しなくなり
食べても“お腹いっぱい”にならなくなります。
つまり、肥満の人は更に肥満になりやすいです。
必要最低限の糖分を摂ることで、健康で生き生きとした生活を送ることが出来ます。なので、過剰な糖分を摂らないように心がけましょう。
まとめ
今回は「エネルギー貯蔵の原則」というテーマで書きました。専門的な言葉が多くて分かりづらかったと思いますが、理解できましたか?
「ストレスがあるとついつい甘いものが欲しくなる」理由が何となく分かったのでは無いでしょうか?
ストレスや飢餓状態だと身体が糖分を欲するようになります。結果として、貯蔵された糖分が分解され血糖値が高くなります。その後、糖分が不足になるため、甘いものが急激に欲しくなります。
そこで、適切な量を食べないと身体は機能しなくなるためある程度は食べなければいけません。ただ、過剰に食べると体内に脂肪分として貯蔵されます。
間食などを食べ過ぎると太る原因はこれにあたります。
この機能は飢餓状態を免れるために備わっている重要な機能です。
適度に糖分を摂るなど、上手く有効活用してあげれば、体内の脂肪が燃焼されやすくなります。また、人間本来の健康状態に近づきます。
現在の世の中は、添加物が含まれ依存性が高く糖分が多い食材が多いです。これは食べ始めたら止まりません。
重要なことは過剰な糖分を摂らないで、タンパク質多めに摂ることてです。これで、人間本来の健康状態を維持し幸せな生活を送ることができます。
おすすめは、お菓子や菓子パンなどは控えてナッツなどの植物性のタンパク質と乳製品を摂ることです。
あなたも是非実践してみて下さい。
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