見出し画像

多賀大社

この日は5時過ぎに起きてしまった。今回の彦根の宿は夜中はお風呂に入れないので6時からのお風呂の時間に入ってお化粧もして7時からのモーニングビュッフェに行く。

ずっと胃もたれしていて、朝ごはんをバクバク食べれない。暴飲暴食ってももうできへんのかな?ビュッフェの焼き海苔を持て余すぐらいで朝から近江カレーとか食べれる人に憧れる。。。あんまり食欲なく陀羅尼助を飲む。あかんなあ〜。

早くにホテルを出て、彦根駅まで歩いて近江鉄道っていう小さなワンマン2両電車に乗る。なんと!ICカードが使えなくて硬い紙の切符。なんだか懐かしい。

硬券!

それで多賀神大社前駅まで行って、多賀大社まで歩いていく。

多賀神大社前駅の立派な鳥居

少し當麻寺に似たような古い江戸時代の香りがする街並み。門前町を歩くと大きな鳥居に出る。多賀大社は私が最近の流行りの古事記や日本書紀を読み出してから初めて知った神社で、滋賀で一番古い。イザナギとイザナミを祀っていて、「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀の子でござる」と多くの信仰を集めた場所。鳥居を抜けたところに太閤橋という秀吉が寄進した反り橋があって、その反り橋が私史上一番反ってた!

太閤橋

危ないからか4本の材木がチェーンでハシゴになるようにかけてあってそれを1本づつよいしょ、よいしょと登るんやけどこれ無かった頃どうやって登ったん?ってほど急な角度で、もちろん反対側も同じ様にしてあって、どうやって降りるん??ってのを恐る恐るロッククライミングな感じで降りると、そこから大門の中に見える拝殿の素晴らしいこと!!!朝早くで他に1組ぐらいが参拝してるだけの静謐な空間に心が浄まった。摂社もお参りしてからいいなあ、いいなあと言いつつ駅まで戻る。

多賀大社の神馬が見たことないタイプの少し西洋風だった!

かわいらしい〜

帰ってから、「お伊勢お多賀の子でござる」、ってのをどういう意味と思って調べたら、だってイザナギとイザナミは淡路で子作りしたわけやからおかしいやんと、すると、やっぱり元々はこの辺りの豪族の先祖を祀ったと言われていて、最初からイザナギとイザナミの二柱を祀ってたわけでは無さそう。後々の中世以降の神仏習合からの流れでそうなったんかな?都市伝説的にはウィキに載ってる「八咫烏関連の神社で烏に供物を捧げる先喰行事と言う特殊な御鳥喰神事を行っている。」ってのも気になるよね。しかし、大社の行事のところには載ってなかった。。。

長いので続く。。。

22.5.17

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?