見出し画像

陀羅尼助

この前、當麻寺に行った時ののnoteで「陀羅尼助」についてのコメントをいただいたので、もう少し陀羅尼助について調べてみました。

関西では昔から民間和漢の胃腸薬として飲まれていて、私はおばあちゃんが飲んでいるイメージ。タイプは二つあって、一つは小さく丸い「陀羅尼助丸」と、シート状になっていてちぎって飲む「陀羅尼助」。 當麻寺中之坊のホームページをみると、シートになってる方が、本来の陀羅尼助で、オウバクエキスが濃厚なようです。

1300年前に、役の行者が修験道の中で生み出し、大峰山、吉野山や當麻寺で作られた薬です。當麻寺には役行者が作らせたという釜の設備も残っています。また、役行者が使った井戸も残されていました。

この前のnoteのコメントで當麻寺を陀羅尼助の発祥の地と書いてしまいましたが、これは間違いでした。當麻寺は役行者が若い頃に最初に開かれた行場で、役行者より秘伝の陀羅尼助が當麻寺に伝えられて作られることになったそうです。すみません。

看板もかっこいい

役行者が「薬を飲む人が救われるように」と念を込めて、自身の念持仏である孔雀明王陀羅尼経を唱えていたのが『陀羅尼助』の名の由来と言われているそうです。
1300年間も昔から胃の痛い時に陀羅尼助が飲まれていたと思うとなんだか薬を飲むのもちょっと嬉しかったりしてw

なんと今ではAmazonでも買えるみたい!役行者もこれにはびっくりしてるかもしれませんね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?