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海龍王寺・法華寺・こなべ古墳

宿は奈良市役所の隣の奈良ロイヤルホテルにとっていて先に荷物を置きに行くとお部屋にどうぞと言われて身軽にして外に飛び出した。そこは、平城宮跡の隣ぐらいにあるんだけど、あそこは近鉄の電車の窓から見たので、近くにある二つのお寺を訪れる。

一つはいかめしい名前の「海龍王寺」。

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そこは遣唐使の玄昉って坊さんがすさまじい嵐の中帰国してきたことがすごいってことでついた名前らしい。1週間だけの秘仏の十一面観音菩薩立像が特別開帳中でそれに会いに行った。門までの道から奈良!大和!瓦 を練り込んだ土の外壁を見ただけで嬉しくなるし、

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門を入って刈り取られず茫々たる様の庭を眺めるだけでゆったりした気持ちになる。

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海龍王寺には他にも国宝の平安初期の御堂の中にある五重小塔があってかわいらしい。

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次に2時から隣のお寺「法華寺」のこれまた4月7日まで行われている「ひな会式」に参加しようと思ったけどまだ時間が早いので、その近くの古墳を見に行った。

こなべ古墳。

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実は私、歩いて古墳の周りを歩くのは初めてだったんだけど、なんとも言えない心地よい気持ちになった。古墳時代からの空気を感じるなんて言ったら使い古された言葉やけどほんとにそんな感じ。前に仁徳天皇陵に行きたいと思って行けなかったけどその時はただの思いつきだったのが、こなべ古墳に寄ってみて絶対行こうっていう気持ちになったわ。てか、行きたい!次は自転車借りて絶対行かねばと考える。古墳やからもちろん中には入られへんけど外から見てるだけでもスピではないけどw何かがいるのを感じた気がしたわー。


そして2時からの法華寺の法要へ。


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法華寺は国分尼寺なので当たり前やけど法要も全て尼さん。ひな会式というのは約50体の善財童子像(子供の頃の聖徳太子みたいな雰囲気の像)を段飾りにして法要を行うもので、ひな人形の段飾りの原形となったってものやねんて!気軽な気持ちで参加したら1時間もありますって受付で説明されてた時には長いなまずったかな?と思ったけど、8人ぐらいの観客の前で熱心な法要を見ていたらちょいトランス感もあり、あっという間に終わった!尼さんやからか所作が可愛らしい。散華に狛犬が描かれているものをこの法要中に撒くんだけどそれを記念にもらえた。かわいいいいいい。

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国分尼寺だけあってとても立派なお寺。中にも移築された茅葺の庄屋さんの家とか、

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日本最古のお風呂、「浴室」(からふろ)。それが蒸し風呂でサウナやねんけどwとかあって堪能したわー。日本最古のサウナの前で私は感激していたw

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21.4.5

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