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阪神間あたり〜近所あれこれ

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奈良に特化したnoteにしたいと思ってたけど、近くについても書きたくなった。主に阪神間(西宮市、芦屋市、神戸市東灘区、神戸市灘区あたり)。阪神間モダニズムのあったところ
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記事一覧

サイコロきっぷ出雲旅感謝祭!

noteの公式に載せてもらった記念、いや感謝祭に出雲で美味しく食べた出雲そば屋の関西唯一の支店、「奥出雲 そば処 一福 兵庫伊丹店」へ行ってきたよ!行く前から絶対、割子そばの5段を食べようと決意して出かける。お店はアイドルタイムなくずっと営業されてるようで、ランチ時などは混み合うらしいけど、4時前だったので待たずに入れてよかった。 メニューを見ると、蕎麦だけでなく、出雲の酒の肴がたくさんあって喜ぶ。「あご野焼き」っていう飛び魚が入っているちくわの太いような形の練り物があり、

キャパと白洲夫妻

家の近所、六甲アイランドで、フォトクラブの友達とキャパと白洲夫妻を見る。たたんぽぽ亭のランチの焼きそばおいしかった。最近食べるのも作るのも焼きそばブームなのだ。 最初に、神戸ファッションミュージアムでロバート・キャパを見に行く。 特別展「もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展」 コンパクトな展示だけど、うまくまとまっていてとてもよかった。沢木耕太郎の本でキャパがフリードマンとゲルダのユニットだったってのを読んでからはキャパを見に行くのは初めてだったので、昔見た時より

KHFC2022〜今年の写真展の補足日記

唐招提寺観月讃仏会6時になると金堂の前にお坊さんが並んでやってきて2列になって合図を待って読経が始まると扉が開いて中から3体の御本尊が明かりとともに現れる。ほーっとため息が漏れる。 東大寺二月堂の修二会本当に火を吐く龍のようだ。それを一旦舞台の上の左端に留め置いてからドタドタドタと足音を響かせて竜の如くうねうねと火の玉が走って行く。その火は右端に一旦置かれ、そうこうしてるうちに、左の階段を次の龍が上がってくるのだ。 昨日のあの素晴らしい二月堂の修二会の次の日を見てみたいと

神呪寺(かんのうじ)

雨の天気予報だと思って行くか迷っていたけど、日本三大如意輪観音の一つ、阪急甲陽園駅の神呪寺へと出かけた。こちらの秘仏、如意輪観音は一年に1日だけの特別拝観なのだ。 夙川で乗り換える時に成城石井で泡の缶を買い(成城石井の泡の缶はわりといける)甲陽線で飲みながからGoogleマップと共に神呪寺へ。 前に友達が小学生の頃の遠足で行ったとは聞いていたけど、確かに甲山を登っているかのような急な坂道と階段ですごい汗かきかき登ったわ。 神呪寺は甲山大師(かぶとやまたいし)とも呼ばれてい

処女塚古墳と西求女塚古墳

この日は「美しい古墳」を読んで近くの古墳へも行ってみようと神戸市の阪神石屋川駅近くの「処女塚古墳」経由、岩屋駅近くの「西求女塚古墳」まで歩いた。都会はこんもりしてると大体神社だからわかりやすいけど、さらにポケモンgoをしてると石碑や名所の名前が先にわかるから楽しいよね。 処女塚古墳の近くには、昔住んでいたのでこの前方後円墳には何度も行ったことがある。 整備されていてこれぞ古墳!って感じ。国道43号線沿いなので空気が淀みーって感じする。いや、古墳あたりに来ると何かほの暗い物を

中之島香雪美術館と「最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム」

朝日新聞の創業者の村山龍平の孫で近所に住まれていて去年亡くなった美知子さんの本を読んだのでどうしても中之島香雪美術館へ行きたくなった。 その本は、樋田 毅著「最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム。」 著者は朝日新聞の記者で、赤報隊の朝日新聞襲撃事件取材班キャップを務めた後、大阪局より村山家の秘書として美知子さんの晩年、亡くなるまでの5年間勤めた人。この本を出版する時に朝日新聞を辞めた。 本の内容は、朝日新聞社主の村山龍平氏がどのように地方のしがない新聞

白鶴美術館の八角灯籠と香雪美術館(どちらの美術館も春秋の期間のみ開館)、弓弦羽神社、徳本寺、龍王山大瀧

近所の阪急御影駅近くをお散歩。朝日新聞、社主の本宅のある香雪美術館でやっている「ほとけ 祈りの形」を観る。 久しぶりに行って忘れてたけど、朝日新聞の村山さんの娘さん、去年亡くなったんやった。それで、村山家の美術品が香雪美術館へ何千点も寄贈されたんやね。それで最近村山家のものばかり展示してるのか。。。友達に勧めた村山家の洋画の展示は近所なのに見に行かれへんかった。行きたかったのにな。。。てことは、今あちらは誰も住まれてないってこと。。。? ほとけ、の展示はお軸と絵巻物で、仏

法隆寺若草伽藍の礎石と私

先日、奈良国立博物館に聖林寺の十一面観音を見に行った後に、色んな方々の大人気仏像への感想や評価を読んでいる中で、このブログにたどりついた話をその時ののnoteに書いた。町田甲一という美術史家が若い頃に聖林寺の十一面観音を駄作であるとこき下ろした事について、とても優しくユーモラスに紹介されている。 この方のブログ「観仏日々帖」は勉強になることばかりで読み深めていきたいと閲覧していたところ。。。法隆寺についてこんな事が書いてあった。 埃 まみれの書棚から~古寺、古佛の本~(第