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奈良ではないところ

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もちろん、奈良以外にも良いところはたくさんあり、奈良から学んで行きたくなったり、そこへ行ったことからまた奈良に行きたくなったりすることもあります。 奈良について書こうと勝手に自分… もっと読む
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#旅行

徳島へ〜⑥ 大麻比古神社

徳島の二日目は、坂東駅へ。バルトの楽園のセットにたどり着き 鳴ちゅるうどんを食べて霊山寺へ。 二番札所には行かず、霊山寺の奥にある大麻比古神社へと向かう。お寺のそばに大きな赤い鳥居があり、 その後、延々と石灯籠の参道を歩く。やたらとタクシーが走ってるなと思ったら、中々の距離。でも、春の陽気が気持ちよく、川岸をずっと歩いて行くのだけど、向こう岸に鳴門ドイツ館と呼ばれる建物が見える。 紅い橋を渡って見えてきたのが あ!あそこにいるのは、、、、、! 神馬だ!白馬で神々し

徳島へ〜⑤四国八十八箇所の第1番札所、霊山寺

舩本うどん を食べ終わり、四国八十八ヶ所の第一霊場、霊山寺へと向かって歩いていると、、、 多分、欧米の若い女子の二人がお遍路の笠をリュックに変えて歩いていた。トップスはお遍路の白衣を着ていてこれから歩くお遍路のマップをじっと見つめていた。一番の霊山寺をお参りして二番の極楽寺へと行くところだろう。お遍路の装束の人達が当たり前のように存在している事は、わかっていたつもりだったのに実際見てみると、驚きを隠せない。この道は空海が若い頃に修行をしながら切り開き、たくさんの信者がその空

徳島へ〜④二日目 バルトの楽園と鳴ちゅるうどん。

腰の痛みもすっかり引いたものの、心配なので新しい湿布を貼ってホテルを後にする。 今日は四国八十八ヶ所の1番の霊山寺へと行くために電車に乗って坂東駅まで向かう。 そこからは田舎道を歩いて行くのだが、私には行きたい店があった。鳴門名物、鳴ちゅるうどん。手打ちのうどんなのだが、柔らかい麺だそうだ。讃岐うどんのあの主張しすぎる麺とは違って、隣の県では不揃いな麺をちゅるちゅる食べてるって面白い。 坂東には有名な「舩本うどん 大麻店」があるとのことでてくてく歩いていく。 少し迷い

徳島へ〜③ 徳島の夜。

寒い日だった。夕方になると寒さも増してきて、でもレインコートしかないのでコート代わりに着て歩いていた。 予約していたお店は、阿波尾鶏の骨付鶏が名物とのことで、気持ちも上がる。と言うのも、以前高松の骨付鶏有名店の「一鶴」で食べたスパイシーな鳥が忘れられないまま。。。 店の前まで到着すると阿波おどり有名連の提灯がずらっと並んでいて、先程の阿波おどり会館の高揚を思い出してうおーっとなる。 中に入ってみると注文はタブレットでするようで、徳島なのですだち酎のソーダ割を頼んで、生肝

徳島へ〜② 初日 安兵衛と阿波おどり会館

南海電車からフェリーの旅を楽しみにしていたんだけど、阿波おどり会館に2時に行くとなると、めちゃくちゃ早く出ないといけないことが判明。。。泣く泣くバスでの旅に計画を変更する。いや、でも、いつかあのフェリーで行ってみたいわ。。。きっといつか!!(期待してくれていた皆さん、すみません。。。 この日はあいにくの雨の日曜日。思ったより寒くてレインコートで出かけた。12時半ぐらいに徳島駅前について目の前にある今夜の宿、「サンルート徳島」に荷物を預けてホテルの裏側にある素晴らしい居酒屋「

徳島へ〜①さて。どこへ行こうか

南海電車とフェリーでなんばから徳島まで行くチケット「とくしま好きっぷ」。 これが、片道2200円!というチラシを見て、面白そう!と思ってしまった。徳島へは子供の頃に、阿波踊りに家族と行って以来足を踏み入れたことがない。近いとはいえ本州から四国へと渡るのにそんな安くていいの?楽しくなって一泊の旅をすることに! そうと決めたら徳島への旅について調べ始めた。ここでキーポイントとなるのが、陶板で有名な大塚美術館へ行くかどうか。一点としてホンモノのない美術館なのに日本一入館料が高い