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プラグインハイブリッドはもう時代遅れなのか?

私が1年間モニターしているボルボXC60リチャージは、プラグインハイブリッド車です。マイルドハイブリッドのエンジン車であると同時に、40km前後なら電気だけで走れるEV車でもあります。

そんなプラグインハイブリッド車(PHVともPHEVとも表記されます)を預かる私の目を惹くコラムを昨日ネット媒体ITmediaオンラインで目にしました。題名は...。

逆風受け終焉に向かうPHV 何がどう変わり、そして将来どうなるのか
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2106/07/news069.html

簡単に言うと、欧米では、ハイブリッドでもプライグインハイブリッドでもなくEV車へのシフトが進んでおり、規制強化とガソリンスタンド減少などの逆風が吹いているという話です。ガソリン車でもありEV車でもあり、構造は複雑で車体は重く合理的でないとい意見も書かれていました。

この意見自体に関しては、特に反論もありません。長期的に見ればEV車の時代になるでしょう。

ただ、EV車を買おうと私を含めた多くの人が思うようになるのは、いくつもの条件がクリアされる必要があるでしょう。

ざっと挙げてみると


1 電池要因

1)電池が安く軽く小さくなり、さらに長持ちするようになる
2)その電池が規格化されて各メーカー互換となる
3)サードパーティでも製造されてさらに安くて良いものに交換できる


2 充電インフラ要因

1)充電スタンドがどこにでもできて奪い合いがなくなる
2)しかも充電が超急速であっという間にできる
3)その電力代がガソリンさらには軽油より安い


3 環境要因

1)バッテリーが環境を汚さず3Rできるようになる
2)新しい電力需要を再生可能エネルギーで賄える
3)太陽光パネルの製造や廃棄もきちんとできる
4)そもそもシェアエコノミーにして車も渋滞も減らすべき


山形出張の際、駅レンタカーで一番安いホンダフィットのガソリン車を借りたのですが、燃費はいいし、高級車なみにそこそこの運転支援機能もついていて驚きました。もちろんこうした安全装備は、今や日本が誇る軽自動車にもついています。


私もマツダのクリーンディーゼルを10年20万キロ近く乗っていますが、こうした過渡期にある時に、中途半端なEV車に乗るより、今あるエコカーを長く乗る方がエコノミーとエコロジーの両面で良いのでは?

そして5年後10年後のイノベーションとインフラの普及に期待する方がいいような気もするのです。

#ボルボ #volvo #XC60 #プラグインハイブリッド #PHEV #EV

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