ALACTモデルのリフレクション解説1

ALACTモデルがあちこちで用いられているという話を聞きました。
うまくできていますか?いろいろな研究も増えてきているようですね。

さて、本質的な気づきが起きたときには、チクセントミハイのフロー状態のような、気分のシフトが起きますが、そういうものとして認識されているでしょうか。

頭でっかちに、思考でリフレクションしていないでしょうか。
実は、ほとんどの人が、思考のみのリフレクションで、できたと思っているのではないかと思います。

きっと教える方もそうだと思います。研究者も…。

まず、感じるレベルで気づき、次に思考レベルで言語化するように、パートナーはサポートしましょう。

先日、リフレクションがなかなかできない人に出会いました。行為があって、それを振り返るはずが、第二段階の振り返りをするかしないかといううちに、現実に向き合わないでさっさと反省してしまうから、深まらないのです。

コルトハーヘンのリフレクションは、反省ではありません。頭で考える振り返りでもありません。辛いものでもありません。

「あーそうかあ」と気づいて、ふっと明るい方向に感情が変わる、そんな感じです。基本的にポジティブに。

どこかでワークショップをする必要がありそうですね。

まずは実感するところから。

日頃から、think と feel の違いを意識するように心がけましょう。feel は、胃腸で受け止めたり、血流に現れたりしてオノマトペや形容詞などで表現されるもの。think は、言語優位で、頭を通って出てくるもの。

腹立たしいと思った。むかついた。

★腹が立って、いらいらしたり、やりきれなかったり、脈拍が上がったり、血が頭に上ったりする状態<感情>
★「あの人がやったことは赦せないと思った」のは<思考>

どちらとも言い難い場合もありますが、しばらくはできる限り使い分ける練習をしてみてください。

赦せないと感じた、という言葉づかいをする人は、思考と感情の区別がついていないようです。ここでは、その語法が正しいかどうか、ではなく、それが一緒になっているというその人の事実が、その人の「感じられた感じ(フェルトセンス)」の認識を難しくしているということを指摘しています。

確認してみてください。

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