自ら道を拓く人の学校・第2回オープンスクール 【週刊新陽 #83】
先週の土曜日、今年度2回目の新陽高校オープンスクールを開催しました。
事前登録の期日を過ぎてもお問合せや参加希望の連絡が絶えなかったため、参加枠を増やしWeb申込の受付も延長した結果、8月末の第1回オープンスクールを超える申し込みをいただきました。当日も大盛況で、中学生と保護者の方を合わせると来場者は600名近く!
参加くださった中学生そして保護者の皆さま、ありがとうございました!!
自分で選べるプログラム
新陽のオープンスクールは、中学生が好きな時間に来て好きなプログラムに参加するスタイルです。
特に今年度2度目の開催となる今回は、「とりあえず新陽を知りたい」と初めて参加する中学生がいる一方で、「前回体験できなかったプログラムに参加したい」とか「既にパスポート1期の認定を受けているので、出願時にどのコンパスにするか選びたい」と具体的に目的を持って来ている中学生もいます。
このように選べるプログラムにしているのは、中学生それぞれの興味関心や個性を尊重したいからなのですが、同時に、自分自身で選んで決める体験をしてほしい、という想いもあります。
人は何かを選ぶとき、悩みます。決めるために考えます。この悩んだり考えたりする経験が、成長していく過程でとても大事だと思っています。そのため新陽では、生徒が自分で考えて選ぶ機会を幾度となく設定しています。
そういう学校であることを感じてほしくて、オープンスクールも「自分で選べる」プログラムになっているのです。
生徒が支えるオープンスクール
自分の意思で行動した新陽生の姿を見ていただくことができるのも、新陽のオープンスクールの特徴です。それがアンバサダー生徒(お手伝い生徒)。
アンバサダー生徒は、教員からの指示ではなく、生徒自身の手挙げ制です。全校へ募集したところ今回は45名の生徒が参加し、受付や案内、プレゼン、体験授業のサポートなど至るところで大活躍!
持ち場での仕事をこなすだけでなく中学生に自分から声をかけたり、中学生の保護者の方からの質問に答えたり、まさに新陽の「顔」として積極的に動いて学校をPRしてくれていました。
一時雨も降り、気温も低かったのですが、笑顔で乗り切ってくれたアンバサダー生徒のみんなに感謝しています。おつかれさまでした!
自分が変われば世界が変わる
今回、参加してくださった中学生や保護者から一番反響があったのが、全体会での生徒会長プレゼン。
10月から第64期生徒会執行部の会長に就任した大竹舞洸(まひろ)くんが、入学式に始まり生徒総会、学校祭、体育祭など、新陽での様々な行事について紹介したあと、中学生へのメッセージを語りました。
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最後に、アナトール・フランスという人の言葉をみなさんにお伝えします。『自分が変われば世界が変わる』という名言です。
みなさんは高校のレビューや評価を見て迷っている時だと思います。当時、僕もそうでした。そして、レビューの中には「学校生活が思っていたのと違う」「あんまり楽しくない」などの意見も多数あります。それはどこの学校も一緒です。
大切なのは、この高校に入って自分がどうしていくか。
みなさんは今、学校のことで悩んでいたり、楽しいことがないと思っていたりしませんか。学校は確かに勉強するところです。ですが、それだけではありません。
学校生活を楽しくするには人とのコミュニケーションが大事です。楽しく、そして安全に学校生活を送りたいなら、学校のルールを守りながら自分自身が変わり、環境を作っていくことが大切です。
「なんか楽しいことないかなー」と言っているだけの人には、楽しいことなんてやってきません。
高校生活は一生に一度だけ。楽しい青春を一生の思い出として残したいなら自分から変わってください。僕も新陽に来て変わりました。
人は頑張ればなんでもできます。だから、みなさんには今を大切にし、高校生のときは高校生にしかできないことをしてほしいです。
ご入学をお待ちしています!
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「本気で挑戦する人の母校」というスローガンを掲げる新陽には、本気で挑戦する人を応援する仲間や先生がいます。でも生徒自身が、挑戦したい、変わりたい、という気持ちを持っていなければ周りが背中を押すことはできません。
逆に言えば、その気持ちさえあればなんでもできる。自分を変えようと自ら動いている大竹くんの言葉には説得力がありました。(生徒会役員に挑戦した大竹くんの想いは『週刊新陽 #79』に載っています。)
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