脳がアクティブになるリーディング授業?

授業では本文のリーディングと文法のプラクティスを交互に進めている。
文法はスピーキングを中心に、生徒が楽しめそうなトピックを選んでいて、まあまあ。でも、リーディングの日はいまひとつ。生徒が乗ってこないし、内容も入っていないと感じる。

リーディング授業の基本的な流れ

1. Vocabulary(単元の重要単語50語をペアで)
2. Review(前時の内容でShort Speaking)
3. Today’s Goal(課題呈示)
4. Reading(読解&音読)
5. Mini Writing(本文のサマリーを穴埋め)
6. Q&A(ペアで本文の内容をQ&A)
7. Summarize(場面ごとに内容をまとめる)
8. Reflection(振り返りを各自記入)
次回、summarize原稿をもとにRetelling

中嶋洋一先生の言う「生徒がワクワクして脳がアクティブになり、あっという間に時間が経つ授業」になっていないのは、確か・・・どうしたらいいのか。問題は、課題設定と音読にありそう。

課題設定

先月から、リーディングの日はリテリングを課題にしている。
メリットは以下。

・パラフレーズによって、語彙とその運用能力が上がる。
・書けない生徒には、穴埋めのサマリーを用意している。
・プレゼンテーションの練習にもなる。

生徒はこの課題にワクワクしてはいないのは確か。以前は内容から生徒が興味を持ちそうな内容を考えて、「あなたならどうする?」的な課題にしていた。でも、全ての生徒がワクワクする課題を設定するは困難。そして、毎回課題が変わるよりも、ある程度パターン化したほうが活動がスムーズで、自分の成長も実感しやすい。

と、書いて、「成長の実感」がポイントかも・・・と思えてきた。課題はリテリングのまま、一時間の中で成長や達成感を得られるように工夫できないか?

音読

ここも問題。「Repeat After Me.は拷問」と言う先生がいた。発音や強弱については、まずはコピーするのが良いとは思うが・・・どうしたものか。

これから

問題の解決法はまだ思いつかないが・・・「成長を実感できる仕掛け」がヒントになりそう。考えてみたい。

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