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kindle unlimited ミスマープル

 本、特に小説を読むのが好きですが、ミニマリストの夫が、家の中に本が増えることを嫌うので、少し前まで近くの図書館にせっせと通っていました。
 本特有の質感や遡りも簡単で好きですが、便利さに心が流れて、最近はデジタル書籍を利用しがちでした。
 いくつかある読み放題プランの中で、角川さんのをはじめ使っていたのですが、私としてはイマイチで(すみません。)、同じく本好きの友人にkindleunlimitedを薦められ、乗り換えて今数ヶ月、今の所満足しています。

 その中で私の全くの好みですが勝手に紹介させていただこうと思います。

 とにかく推理小説が好きです。
 気になった作家の作品を読んだ中で、やっぱりアガサクリスティが最高!と辿り着いてしまってます。
 その中でもミスマープルが私の心をくすぐりまくりますので、犯人がわかっていても何回でもリピートして読んでいます。

 イギリスの大英帝国時代の余韻を引きづりながら、上流社会の文化や生活も垣間見れてとても興味深いです。
 大英帝国主義は負の側面もあって全て賛同しているわけではありませんが、ジョージ調やヴィクトリア調の建物の中で繰り広げられる事件は優雅です。(言葉があっていないかも)

 ミスマープルはセントメアリーミードという架空の街に住んでいる、一見害のない上品で謙虚で少し噂好きのご老嬢。
 だけど彼女の鋭い観察眼で警察も暴けなかった真実を見破るのです!
 犯人やその周りの方をセントメアリーミードの住人に例えて暴いていくので、はじめは周りも噂好きのお節介なおばさんと舐めてかかりますが、最後はその能力にひれ伏してしまうのです。

 私みたいに好きな人がいて人気があるのか、読み放題で読めるミスマープルは少なそうです。

ミスマープルのご意見は?1・2

 ミスマープルのご意見は?は短編集です。
 マープルの家に甥の作家、女流画家、元ロンドン警視庁の警視総監、教区に牧師、弁護士が集まり、結末を知っている事件を出し合ってそれぞれの解決を提出しあいます。
 一つ一つが完結した短編なので読みやすいかもしれません。

 火曜日の夜に、暖炉のそばの大きな安楽椅子に行儀良く座って、ふわふわした編み物を編みながら嬉しそうにみんなを眺めながら、ミスマープルは話を聞きます。
 至極の事件を。
 unlimitedで読めるのは2までのようです。

牧師館殺人事件

 こちらは個人的にリピートしている好きなお話です。
 ミスマープル初登場のお話のようです。
 ドラマも魅力的で、牧師のご婦人も明るくて正直で魅力的です。

 どうぞお楽しみください。

 *kindleunlimitedのラインは流動的かもしれないので紹介した時には終了しているかもしれませんのでご了承ください。

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