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かつて作ったファンタジーリスト




仕事をしていた時のリムーバブルスティックの中にこんなものがあった

お勧めファンタジーリスト

☆「トレマリスの歌術師」(三巻) (魔法の代わりに歌がある世界)
☆「古王国物語」(「サブリエル」「ライラエル」「アブホーセン」の三部作                ガース・ニクス作 主婦の友社  
(境界を超えると、魔法や死者を呼べる古王国となっている世界)
☆「ターニングポイント」(三巻) (自然が破壊しつくされた未来からやってきた‥) 岩崎書店
☆「ミラート年代記」(三巻) ラルフ・イーザウ作(
  ひとりの体に二人分の人格がある双子?)岩崎書店
☆「銀の感覚」(二巻)ラルフ・イーザウ作
   (南米のどこかに隠された文明が)
☆「セブンスタワー」(六巻)ガース・ニクス作 
   (タワーごとに階級がある社会をどう変える?)
☆「パーシージャクソンとオリンポスの神々のシリーズ」(五巻) 
  (映画にもなったシリーズ)理論社
☆「アイアンハンド」「ストーンハート」「シルバータン」の三部作  
    チャーリー・フレッチャー作
(ロンドンのあらゆる石像や銅像が動き出す。ドラゴンやガーゴイルも)  理論社
☆「西のはて 年代記」(「ギフト」「パワー」「ヴォイス」の三部作)(「ゲド戦記」のル・グウィン作)
☆「ミッドナイターズ」(全三巻)スコット・ウェスターフェルド 
(真夜中ちょうどに生まれた者だけが、深夜からの時間がとまった世界を動ける)
☆「シルバーチャイルド」(三巻)クリフ・マクニッシュ (宇宙生物から地球を守るガーディアン)
☆「ゴーストハウス」クリフ・マクニッシュ (我々の思う幽霊とはだいぶ違うゴースト)
☆「暗黒天使メストラール」クリフ・マクニッシュ (彼女はなぜ天使になったのか)
☆「ランプの精(ジン)」(三部作)P・B・カー (ジンは火の精霊イフリートの系累で‥)
☆「バーティミアス」シリーズ 理論社 軽装版あり
☆「精霊の守り人」などの「守り人」「旅人」のシリーズ 上橋菜穂子
☆ ダイアナウィンジョーンズの、「ハウルと火の悪魔」「ダークホルムの闇の君」「九年目の魔法」
などなど 徳間書店  (どれも最初の予想を軽くくつがえしてくれる作品ばかり)
☆「西の善き魔女」 荻原規子  中央公論社
☆「RDG」 全六巻  荻原規子 角川書店
☆「王国の鍵」(ガース・ニクス作 全七巻)
☆「錬金術師ニコラ・フラメル」のアルケミストシリーズ 全六巻 理論社
(「魔術師ニコロ・マキャベリ」「呪術師ペレネル」「死霊術師 ジョン・ディー」「魔導師 アブラハム」「伝説の双子」)
                   
 
☆ 三崎亜記 の本  「失われた町」「鼓笛隊の襲来」など
☆ 図書館戦争シリーズ
☆ 
 

毎年付け足していたので、これが最終形態ではないと思う。
リストの本は、ちゃんと読んで面白いと思ったものばかりである。


司書のいない学校で図書係になると
少しずつファンタジーを買って、図書室に入れた。
ファンタジーのための棚やコーナーも作ったこともある。
私は図書館が好きだったから、力が入ったので、
まぁ、好き嫌いの問題も入ってくるかもしれないとは思う。

多忙な(やる気のないとも言う)図書担当だと、もう既にあるシリーズを
何回も買ったりすることが起こりうる。
ある年(と言っても何十年も前)転勤して、新しく図書担当になった。
図書室掃除の時間プラス20分くらいずつ整頓したら
2セット以上あるシリーズがいくつもあって、何とも言えなかった。
予算執行ギリギリに、図書館の蔵書を確認せずに目録だけ見て
良さそうなのを適当に選んだらそういうことになる。
実際同じシリーズがあちこちにあったのだ。
分類も何もあったものではなかった。
まぁ、その学校はできて10年くらいだったから、
まず書棚を埋めるということに力をいれたのかもしれない。


今は図書整理や放課後の貸し出し見守りを
PTAにボランティアを頼む学校もあるらしい

司書を置いていない市町村はたくさんあると思うし
(または形だけ週に一度勤務とか)
図書の購入予算は少しずつ減らされているだろうし
「はだしのゲン」の撤去ではないけれど
購入本をチェックしたり、あらかじめリストを作ったりするような
検閲かと言いたくなるようなところも増えていると思う。

数字はない。出てくるものではないから。
肌感覚である。小さなニュースの積み重ねだ。
そんなふうに、少国民化が進むと怖いと思っている。
最近では、本の選定や蔵書への口出しに
某宗教団体が絡むのかもしれないと疑っている。
数字はない。
でも、性教育への口出しには絡んでいたというし。
事態は数字のないところで進むのである。
もう戦前だから。

もちろん司書さんがきちんとしている学校も増えているだろう。
毎月、レイアウトが工夫されている学校でも勤務したこともある。


学校ではいろいろな事が起きている。

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