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ラノベの事

ファンタジア文庫などのラノベと最初に巡り合ったのは
たぶん「スレイヤーズ」なのだった。
テレビでやっていたアニメを子どもと見ていた。

何かの時にそんな話が出て
「原作 読みます?」と聞かれ「読みます」
と言ったら、翌日10冊以上をドーンと。
漫画感覚で数日で読み終えたら
「番外編は?」と聞かれ、頷くと
やはり10冊くらいドーンと。

面白かったのは面白かったが一番驚いたのは
一ページ丸丸、大きなポイントで
爆発音が書かれていることだった。
原稿用紙一枚いくらの世界だよね、
どういうことになっているんだろう、と。
まぁその辺はすぐに思考停止して楽しんだが。

「読む人だ」と思われて
「じゃあこれも」といろいろ持ってこられた。
片翼だけのなんとかというシリーズ
 (正確な題名はわからないが、検索で出てきたものは
  私の記憶のものではなかった)
勤務先が変わった後は 「ブギーポップ」のシリーズ。
合間に「ロードス島」
アニメもやっていたので、しっかり記憶している。

記憶にあるのは須賀しのぶの「流血女神伝」のシリーズ
それから「ちょー美女と野獣」のシリーズ。

(今、画像をとったスレイヤーズは読んでいなかった。
   新しく出ていたのを知らなかった。)


20冊以上あったんじゃないかと思う。


などなどと思い出すと
忙しくない時もあったじゃないか と思うのである。

まぁもう一度よく考えると、
私生活が極めてバタバタしている時期だった。

本を読むことが、自分を保つために必要だった。
当時はラノベは漫画感覚だった。

「行きて帰りし物語」であるファンタジー。
物語が終われば、えげつない現実もあったりした。

開けてはいけないパンドラの箱も
無くはなかったのだった。



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