リフレインが叫んでる「もったいない」
原爆についてのいろいろな話を読んでいる中に
布もないので、こいのぼりで下着を作り、
それで我が子だとわかった、という話があり、いつでも私の頭の中にある。
こいのぼりではなくても、似たような話はあった。
「字のないはがき」(向田邦子)でも、
母親が妹のために下着を縫ったという記述があったような。
子どもが小さかった頃、一時期専業主婦だった。
ミシンは嫁入り道具で持っていたので
はぎれを買って、袋物や、座布団カバーなどを作って楽しんでいた。
そういう袋物や、布類が入った箱が、