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生田緑地には、岡本太郎美術館があって 一度行ってみたいと思っていたのだった。 フラッシュをたかなければ、撮影自由。 なんとなく絵を撮っていなかった。 岡本太郎さんは 31歳で徴兵されて中国に行っていたとか。 よくぞ生き延びて、と思った。 コラージュ川柳が興味深かった。 ほぼ新聞の切り抜きなので、私には字が小さすぎたが。 展示してある若い人の作品がとても面白かった。 暗い部屋の中に入ると 三方の壁に、というか壁画のように作品があった。 うねるような白い渦巻き。 そこに
ひこほほでみのみことである。 昔の日本語の発音は はひふへほ が、ふぁ ふぃ ふ ふぇ ふぉ だったらしい。 もっと前は ぱぴぷぺぽ だったという。 だとすると ひこほほでみ は ぴこぽぽでみ となるのである。 妹が教わった国語学の先生は その昔 学会で発表したら「不敬だ」と言われたそうな。 「不敬だ」って言われてもねぇ、 と こぼしていたという。 まぁ ぴこぽぽでみ と呟いてみると ちょっと明るい気分になったりするかもしれないかもしれない。 「海幸 山幸」
テレビで口から仏様の出る仏像が何度も映され それは空也上人なのだが なんとなく頭の中で 一遍上人と混じっていたのだった。 そこで、 というわけでもなく、藤沢に行く用事があったので 遊行寺に立ち寄ってみた。 自分で寺を持とうとせず、生涯「遊行」したという。 口で言うのは簡単だけど。 やさしい良い顔をした像だった。 やや前のめりで。 祈るしかできない事 祈るしかできない時 ってあるんだ ということが、自然に納得させられてしまう。 まぁ もっと複雑な政治的な要素もあったみ
草千里はよく聞いていたけれど 砂千里 というのは初めて聞いたのだった。 阿蘇山は、普段から水蒸気は出ているが 白い蒸気ではなく青っぽくなると有毒ガスだとか 茶色いのも。 噴出量が増えてくると、煙が縦に上がるので高千穂からでも 十分わかるそうだ。 有料道路に入るときに 喘息の人は無理をしないように と言われた。 たまたま朝、薬も飲んでいたし行ってしまったが。 遊歩道は最近修復が終わったそうだった。 確かに、有毒ガス的に ここに長時間いるのは無理だと思った。 毒ガスが漂い
翼のすぐ横の席だったので 翼が入ってしまうのだった。 帰りは夕方だったし曇っていたので見えなかった。 明るすぎる日本の都会。 とはいえ スカイツリーが見えたりすると ちょっとは嬉しかったりしたのだった。 (0293)
高千穂の緑の濃さは 人ならぬものがいそうなほどである。 帰りに、少しずつそこから離れ 県境を過ぎ、 「都市部」と言われるところに着いた頃には 緑の濃さは無くなっていた。 自然が豊かでないと 精霊は暮らせないんだよ 確かに そう思いながら 圧倒的に「人工物」にまみれた場所に戻ってきた。 (0292)
三泊の旅行も久しぶりで、気ままに家にいることとの差異に どのくらい対応できるのか とちょっと不安だった。 やはり、体力が・・・だった。 妹との旅だったのだが、 あの時母親は何歳だった? などと話しながら 母に負けていた、とため息をついたのだった。