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津屋崎祇園山笠

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津屋崎祇園山笠振興会 公式マガジンです。COVID-19感染拡大の影響により延期を余儀なくされた津屋崎祇園山笠。立ち止まっている今だからこそ、山笠、ひいてはお祭りの意義を考察し、… もっと読む
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記事一覧

【山笠記事1】はじめに

みなさん、こんにちは。津屋崎祇園山笠振興会です。 さて、ご存じない方も多いと思いますが、ここ津屋崎(福岡県福津市)には博多と同じ祇園山笠があります。神様もまったく同じ素戔嗚命(スサノオノミコト)です。 お櫛田様から波折神社へ神様を勧請していただいた1714年から300年、伝統を守りながら続けてきました。 このお祭りの目的は、みなさまの無病息災を祈願すること。 お客さんが何万人も来るような大きなお祭りではありませんが、それぞれが誇りと思い入れを持って楽しく続けてきました。

【山笠記事】いつもの津屋崎祇園山笠 行事日程

今年はコロナウィルス感染拡大の影響で、来夏へ延期となってしまった津屋崎祇園山笠。 この機会に知ってもらおうと記事を投稿しております。 この記事では、津屋崎祇園山笠の空気感を感じてもらうため、いつも行っている行事日程を紹介します! 7月1日 台おろし倉庫に保存してある山笠の材料を外に出し、お汐井(海水)で清めます。台おろしは、平日、休日関係なく、必ず1日に行います。 7月第一土曜日 山小屋建設山笠を納める小屋を建設します。 7月第一日曜日 棒締め山笠の土台と、棒をロー

【山笠記事2】津屋崎祇園山笠の起こりと特色

みなさん、こんにちは。津屋崎祇園山笠振興会です。 今年の山笠の奉納はコロナウィルス感染拡大の影響で延期となり、 いつもなら町のあちこちで活気ある声が聞こえる7月の津屋崎千軒ですが、 とても静かな時間が流れています。 山笠がないと寂しいねー、という声もちらほら。 振興会として、この機会に私たちの山笠を知ってもらおうと、5本程度の記事を書いていきます。↓一本目の記事がこちら。 さて、 今回の記事は、津屋崎祇園山笠の起こりと特色についてです。 まず、知らない人のために「津屋

【山笠記事3】祇園山笠の起こりについて

みなさん、こんにちは。津屋崎祇園山笠振興会です。 本来なら、「山詰め」という期間に入りました。 山詰めというのは、山笠が建ったあとの見張り期間のようなものです。 昔は、山笠を壊されないように、夜中も見張りをしていたとか。 最近では、会社のリフレッシュ休暇を消化して山詰めをしてくださる方もいたりします。それくらい重要なことなんです! 今年は、その山詰めもできない状況ですが、 振興会として、この機会に私たちの山笠を知ってもらおうと、5本程度の記事を投稿していきます。 ↓過去

【山笠記事4】津屋崎祇園山笠の現代の役割って??①

みなさん、こんにちは。津屋崎祇園山笠振興会です。 今年はなにもないからこそ思いますが、 山笠準備中のいろんな揉め事は、お互いをよく知るための機会なんだなーと。 お互いに真剣にやってるから揉める。 その場では、男の意地と意地がぶつかり合うから激しくなったりすることもあるけれど、あとから振り返って「あいつも真剣にやってるからだよな」と思うといい仲間なんだなと思えたり。 今年は喧嘩することもございませんが、 この機会に津屋崎祇園山笠を知っていただこうと、5本の記事を投稿してい

【山笠記事5】津屋崎祇園山笠の現代の役割って??②

みなさん、こんにちは。津屋崎祇園山笠振興会です。 本日(7月19日)はいよいよ祇園祭となりました。 津屋崎祇園山笠は、19日に近い日曜日に、追い山を行います。 今年はたまたま19日と日曜日が同じ日なので、本来であれば本日が追い山です。 追い山の奉納は、コロナウィルス感染拡大の影響で、来夏へ延期となっております。 誠に残念ですが、この機会に津屋崎祇園山笠のことを知っていただこうと、5本の記事を投稿しております。 本記事が最後の記事です。お時間あるときに【山笠記事1 はじめに