2024.2.18 銭湯サウナよ、今日もありがとう

ととのうととのう、と皆が言い出す全然昔からずっと好きで、徐々にみんなが飽き始めても、飽きずにずっとほのかに好き。自分にとってサウナは熱狂の対象ではなくて、日常をあるきやすくしてくれる杖のような存在である。

子供のいる生活だと、わざわざ遠くのサウナ聖地のような場所へ足を運ぶことはできない。生活圏にある小さな地元サウナが大切な命綱だ。

今思えば、コロナ禍ど真ん中の頃、文字通り息が詰まりそうなときに開いていた近所の銭湯には本当に救われた。キラキラ光る、清潔なお湯をたっぷりと湛えた浴槽。ああきっと大丈夫だ、と水面を見ながら何故か思えたのを今でも時々思い出す。

今日も、そんな思い出の銭湯へと足を運び、プラス数百円を足してサウナへ入った。サウナ→水風呂→外気浴(の代わりのぬるい露天風呂)のループでストレスは消失。心を蝕んでいた出来事もすっかりと洗い流されていった。

風呂上がり、缶チューハイを一本購入してプシュリそしてゴクゴク。地元だからスッピンでもいいかな、と思う無防備な時間が持てて、自分を思い切り解放した。

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