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ゲームと共に生きてきた私が選ぶ3作品

私の家族はゲームをやる人間だった。

家にはゲーム機があった。

ゲームをするのが当たり前だった。

 そんな環境で私がゲーマーになるのは必然である。

 今回は、私の記憶に残るゲームを簡単に3つほど挙げようと思う。

ロックマン5 ブルースの罠!?

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Amazonより拝借

 幼少期。自分の一番古い記憶と言っても過言ではない。記憶の中で、私はファミコンをやっていた。それが『ロックマン5』だ。当時、ケースにファミコンのカセットがズラッと並べてあった。ぎゅうぎゅう詰めになっているカセットの上部には、いちいち出して表面を確認しないで済むよう、母がテプラでゲーム名をラベリングしてくれていた。
 あの青のような緑のような、キレイなカセットをファミコンに挿し、電源を入れる。本能的にボタンを押し、ゲームを進める。ロックマンシリーズでお馴染みのステージ選択。私はいつもグラビティマンを選んでいた。何十回と繰り返しプレイし、いつの間にか倒し方をマスターしていた。私のロックマン5は、いつもグラビティマンを倒して終わっていた。グラビティマンを倒すゲームになっていた
 「好きなロックマンシリーズといえば?」と聞かれたら、迷わず「ロックマン5」と答えるほど非常に印象に残っています。
 PS版も買って、大人になってからもファミコン実機でプレイしたこともある。難易度自体はシリーズ中でもかなり低く、幼少期の自分でもボスを倒せたのもうなずける。音楽も全体のバランスも良く、完成されたアクションゲームであると言える。

音楽も最高なので、聴くことをおすすめする。

beatmania

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楽天市場から拝借

 私が音ゲーにハマるきっかけになったのが『beatmania』だ。少し成長した私が、近所にあったゲームセンター「シグマ」のガラス越しに見えたド派手な筐体。当時は3rd MIXが稼働していた時期だろうか。両腕を交差させながら難しい曲をクリアする大人の姿を横から見ていた気がする。
 ゲームセンターではプレイできなかったが、ある日、Playstation版の『beatmania』が家にきた。専用コントローラーなんて代物は無く、普通のコントローラーでプレイしていた。初期のbeatmaniaは曲名よりもジャンル名がでかでかと表示されており、プレイする曲をHIPHOPHouseと呼んでいた。兄に「普通のコントローラーじゃクリアできない」と言われていたSKAを目の前でクリアしたときの達成感は凄まじかった。
 Playstation版の追加ディスクとして発売されたアペンドディスクという方式が斬新だった。アペンドディスクは安く買えるが、beatmaniaのソフトから起動して、そこからディスクを入れ替える必要があるというものだ。アペンドディスクを複数枚入れ替えながら遊んでいた。Wikipediaを見ると、この方式はbeatmaniaが初めてらしい。
 それからはパソコンでできるbeatmania風のゲーム『BM98』に触れたりもするが、しばらくすると音ゲー自体をプレイすることは少なくなっていった。
 それから数年後に『beatmaniaIIDX 12 HAPPY SKY』の美しい青に惹かれてしまい、音ゲーに情熱を注いでしまうことになるとは、まだ知らない。

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こちらの動画より拝借

LIVE A LIVE

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こちらのページより拝借

 私がゲームを語る上で外せないのが『LIVE A LIVE』。ゲーム音楽を強く意識して聴くようになったきっかけとなる1本だ。LIVE A LIVEの発売前に『FF6』が発売。発売後には『クロノ・トリガー』が発売されるという大作に挟まれていたせいでマイナーな部類に入る作品になってしまっている。しかしながら、インターネット上では比較的目にすることも多く、マイナーなのか? と疑問に思ってしまう。
 私がLIVE A LIVEを知ったのは兄がプレイしていたから。なぜ兄が知っていたかというと、おそらくコロコロコミックから。LIVE A LIVEは、元々コロコロコミックの企画から始まった作品だったのだ。意外。
 ゲーム内容は、生きる時代の違う7人の主人公を操作して、それぞれのシナリオをクリアしていくオムニバス形式のRPG。7人分のシナリオは長くはないが、印象的なセリフ小ネタも詰まった、短いながらも完成度の高い作品となっている。詳細は調べるかプレイしてどうぞ。
 個人的に一番注目して欲しいのが音楽。LIVE A LIVEの音楽を担当したのは下村陽子さん。『キングダムハーツ』や『スーパーマリオRPG』『FF15』なんかの音楽も担当していることでも有名な人。「生きる時代が違う」ということで、それぞれの時代や舞台に合わせて楽曲が作られているため、戦闘曲やマップのBGMは基本的に全部違っている。どれも素晴らしい楽曲であるため、自然と最後までプレイできてしまうのが強い。偶然にも、家にサウンドトラックがあったので、死ぬほどループして聴きまくっていた記憶がある。
 選ぶのに悩むが、一番好きなのは『魔王への叙曲』。曲自体が素晴らしいのはもちろんですが、曲名、ゲーム中で流れるタイミングをひっくるめて、本当に最高の1曲

下村陽子さんのチャンネルの動画より。
ボス戦曲の『MEGALOMANIA』のピアノアレンジ

そして今も、これからも、ゲームとゲームの狭間で生きていく

 人生の中で印象的な作品を3つ挙げさせていただいた。今の私を作っていると言っても過言ではない3つ。noteの企画の「自己紹介でゲームを語る」をたまたま見かけたので、せっかくなので書いてみた。
 これからも、良いゲーム人生を。


 それでは。

 おわり。

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