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無から有を生み出すとはどういうことか?

よく仕事のタイプとしてこんな例えをすることがある。
・0から1にする人
・1から10にする人
・10から100にする人

無から有を生み出すとはこの"0から1"にする人に当てはまる。
"1から10"は1というものを育て、10にする。
"10から100"にする人というのはその成長した10を利用して、さらに事業を拡大させるといったところだと思う。
(ざっくりした説明でごめんなさい。)

そして、芸術家は主にこの"0から1"に当てはまる。
もちろん、他のタイプもいるとは思うが、
基本的には無から有を生み出す人だと思う。
※ここからは説明をしやすくするために『0から1』と表現させてもらいます。

しかし、これで言われるのがこの0から1にする人は天才じゃないと無理だ!!という話がある。
それが自分には疑問に思っていること。
もちろん、タイプが分かれているだろうから得意、不得意は存在すると思う。
だけど本当に天才じゃないと無理なのかな?と思うことがある。

その原因はその言葉にあると思う。
0から1、無から有。
この言葉を聞いて皆さんはどんなイメージをしますか?

何もない所から急に何かが生まれるイメージだったりしませんか?
しかし、そんなことができる人は現実にいない。
もちろん、皆さんもそんなことはわかっているけど、
まず無というものが何か?をイメージすることさえ難しく感じているんだと思うんです。
そこに変な誤解が生じている気がするんですよね。

無も0もまったく何もないものでもない。
むしろ、表すとしたら"0.1~0.9"のものを"0"とくくっているだけだと思うんです。
この世に何もないなんてありえないのだから。
0だって何かしらある形として存在していなきゃ何も生み出せないんです。

それら0.1からいろいろと組み合わせてつくったものが1となる。
見える形となって発表されているだけだと思います。

簡単な例として有名写真家の有名な風景の写真があったとする。

その写真の中には、山が太陽に照らされて幻想的な世界観を醸し出しているとしたら、それは山や太陽、光がなければ何にもならない。ましてやそれを映し出す人、カメラの機能、方角などいろんな要素が一つの写真となって名作になる。山も太陽もカメラもそれだけでは作品にはならないんです。

絵画だってそう。油絵なら油絵の具がないとダメだし、それをうまく描く人、筆、色彩感覚などいろんなものが組み合わさって作品となります。
決してその油絵具だけでは作品とはならないんです。

このように完全な無は現実にはない。

それはどう1未満のものを組み合わせるか?
そういう作業を0から1を生み出す人と呼んでいるんだと思います。

ですから身近にある物、それは家の近くの公園にある芝生をちぎって編めばそれだけで作品となるんです。

もしよかったら身近なものを使って、何かをつくってみませんか?
それは難しいことでなく、それを意識しなかっただけの話ですから。

今日は最後までご拝読ありがとうございました。

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