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カナダ訪問感想 - 移民大国

旅行115日目。2024/08/22。
フライトが早いので朝3時に起床。かなり短い睡眠時間やが前日アルコール飲んで無いので深い眠りにつけた。
少しだけ仕事のメッセージを返し、支度後これまで3泊したAirbnbをチェックアウト。値段の割にはかなり快適なAirbnbやったが、トロントはホテルがめちゃ高いので助かった。

今回利用したAirbnbのリビング

UberでToronto Pearson International Airportに向かう。ドライバーの人が話しかけてきたので少し話す。エジプトからの移民だそうで、子どもに障害がありエジプトだとまともな教育を受けることができないので、サポートがしっかりしているカナダに5年前に家族でカナダに来たそう。そして既に市民権も取れたらしい。そしてカナダは市民権が取れると、母国にいる両親も呼んで一緒に住めるらしくその申請作業を進めていたそう。ただ直近で両親が亡くなってしまったらしく、今週末にエジプトに行って遺産等整理するとのこと。騙してきているとは思えなかったので香典代わりに余ったカナダドルを渡しておいた。

今回なんとなくのノリでカナダに来てみたが、その多様さにびびった。もともと移民の受け入れ基準のポイント制が優れているみたいな話は聞いたことがあったが、人口に占める移民の割合の高さやビザや市民権の取りやすさ、家族の呼び寄せやすさなど、かなり充実している模様。調べると人口に占める移民の割合はお隣のアメリカと比較しても10ポイント近く高いみたい。移民反対派が懸念しそうな治安に関してもかなり良い印象。
一緒に飯食いに行ったトロント出身の二人に何故こんなに寛容なのか聞いてみると、そもそもそういう環境でしか育ったこと無いから、これが普通と思っているとのこと。カナダは歴史的にフランス語話者が多かったりすることもあり、60年代から本格的に移民に寛容な政策を取っているらしく、それが功を奏している模様。

今回会った起業家が移民向けのプロダクトを作っていて、移民の絶対数的にはあまりスケールしないのではと思ったけど、これだけ移住しやすくて企業の駐在員とか留学生とかも来たり帰ったりするのを考えると、めちゃ良い初期市場なんかもしれん。もちろんニッチではあるので、トロントでテスト的にやってみて上手く行けば絶対数が多いアメリカやイギリスにも展開したいと言っていた。
話した起業家も言っていたが、トロントは大学や政府がAI開発に力を入れている事に加えて、移民も来やすいので海外のIT企業が開発拠点を作ったり優秀なエンジニアが集まりやすいようで、事業の立ち上げにすごい適していそう。更にアメリカと比較して物価が安く、同じ英語環境で大市場のアメリカがすぐ隣にある。トロントでテストしてうまく行けばアメリカに進出するのはコスト抑えられていいのかも。
そんな気付きの多い訪問やった。

フライトはデルタ便でトロントからアメリカのミネアポリス経由で、アメリカのオレゴン州ポートランドへ飛ぶ。
ミネアポリスの空港にPGAがやってるラウンジがあり、ラウンジ内にパターやゴルフシュミレーターがあった。時間なかったのとシュミレーター使うのは有料やったのでやらんかったが、なかなか面白いラウンジやった。

というか比較的優しい人が多いカナダからアメリカに来たからか、みんなめちゃくちゃ失礼に感じる。英語がネイティブじゃないからかアジア人やからか知らんが、みちゃ見下した態度を取られむかつく。西海岸とかはもう少し寛容やった記憶があるが、ミネアポリスは内陸部なので違うんかな。
ミネアポリスから乗り換えて無事目的地のポートランド到着。昨年妻の友人の結婚式で来て以来1年ぶりのポートランド。本日から家族が日本から合流するので到着まで2時間ほど空港のベンチで事務作業しながら待つ。家族と久しぶりに再開し、空港のHertzで車借りて本日から3泊する宿のAirbnbへ向かう。途中カフェで飲み物と軽食を買いAirbnbで一息ついた後、少し買い物しにみんなでTargetへ。自分は水を購入。妻は翌日二人で参列予定の友人の結婚式が屋外やが天気予報がめちゃ寒そうとのことでドレスの上から着れそうな暖かい服を購入。
買い物中娘はずっとベビーカーで寝てくれ助かる。

夜はGumbaというポートランド在住の妻友人お勧めのイタリアンレストランへ。のはずやったが、レストランの近くに車を停めて店に歩いて行く途中でおしゃれな寿司屋が目に入り、外からでもいい匂いがして更にGoogle Mapでレビューを見ると良かったので心変わりしてそのZilla Sakeという店に入る。
枝豆と刺し身の盛り合わせ、握りを数貫、カルフォルニアロール、納豆巻き、味噌汁、最後にかっぱ巻をいただく。飲み物はキリンビール、米から作ったらしいラガービール、そして名前忘れたが日本酒。ブラジルのシュラスコのビュッフェにあったのを食べた以来の寿司屋が、あそこは全部サーモンやったので、久しぶりにサーモン以外の寿司。握りは一部シャリの硬さが気になったが、海外で寿司が食べれて全般的に大変満足。

その後Airbnbに戻って娘の風呂などナイトルーティーンを一通りこなして寝かせてから自分も就寝。

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