見出し画像

「国際バカロレア(IB)教育」に注目せよ。

先日、この方のお話を聞きして、とても面白かったです。

国際バカロレアはとても良い教育だな~と!

私もよくわかってないですが、本によると、

国際バカロレアは「教科横断型の授業を通して、指示待ち人間ではなく主体的に行動できる人間を育もう」という教育です。

「主体的に行動できる理想の人間像」といのが、下記10項目になります。

知識を得るための勉強ではなく、この理想の人間像を身に着けていくのがこの教育の目的です。

だから、特別の訓練を受けた先生じゃないと、既存教育とギャップがあって、なかなか教えれないそうです。

ちなみに、とても良いエピソードがありましたので、本から抜粋します。

フランスのバカロレア校の体育の授業で50m走をやるときに、実際にあった話です。
一人の子が、
「50m走は速く走ったもん勝ち。と誰が決めたのだろう」と疑問を呈しました。

結果、先生との話し合いの末、
「自分が何秒で走れるかを宣言して、宣言通りに走れば高得点をあげる」と決まりました。

どうなるでしょう?
わざと遅いタイムを宣言する子が出てくるって思いますよね?

でも、遅いタイムを宣言しても、そのタイムピッタリに走るのは難しい。

結局、みんな「自己ベストを宣言する」ということに落ち着きました。
自己ベストに焦点を当てたとき、みんな、周りの人のタイムは気にならなくなりました。

そして、1カ月後、このクラスは他のどのクラスよりも、50m走の自己ベスト更新者が出たそうです。子供たちの自信に満ちた笑顔があふれたそうです。

ほんとこれです。
人間なんて、それぞれ違うのに、他人と比較する必要はないのです。むしろ他人との比較は、苦しさばかりを産みデメリットばかりです。
単に昨日の自分より1mmでも前にいけたらそれがすばらしいことなんです。

日本の教育って、いつまで、他人との比較をさせるのでしょうか?って本当に思います。
他人と比較して生きる苦しさを、先生たちも知っているはずなのに。なんで子供たちに、その苦しさを助長するようなことをするのか。

IBは、特別な訓練が必要なので、公立校ではあまりないらしいですが、IBに限らず、より良い教育がもっと広まって行って欲しいと思います。

泣いて喜びます!いただいたお金は、新しい本を買うことに活用して、還元いたします♪