年々増えるアトピー患者

アトピー患者は日本では年々増加傾向にあります。厚生労働省の調査によると、2008年の約35万人だった患者が、2017年には16万人増の約51万人になっているといいます。

確かに、身近でアトピーの方にに出逢う確率は結構高いと思います。

アトピーの患者、9年で16万人増【日本経済新聞】 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60028100V00C20A6TCC000/

原因は諸説ささやかれますが、いまだにはっきししていません。結局、原因は何なのでしょうか?!

アトピーの本当の原因

はっきり言っちゃうと、原因は色々です。人間って、なんでか原因を一つにしたがる生き物なんですけど、大抵のことって原因が1つのことなんてないんです。1つの方がすっきりするんでしょうが。

自殺の原因って言うと、子供ならいじめが大きな原因とかはありますが、人間てもっと複雑ですよね。ストレスだって、家族や、学校や、仕事、恋愛、人生、健康、そして考え方など色々なことが密接に絡み合って出来上がっています。それをあえて1つに絞ることには何の意味もないですし、嘘になります。きっかけにはなっても原因ではありません。

アトピーも、様々な要因で身体全体の機能が落ちてるからなるわけで、原因は100%一つには絞れないし、人によっても違います。ただ、なんとなくは大都市の方が患者の率が高いとかもありますし、患者の性格などを観察していると、ストレスの占める割合は大きいとは感じています。

故小林正観さんは、何十万人という人と会ってきて、アトピーの子の母親はせっかちな人が多いって言ってましたが、ストレスが大きな原因をしめるとなると、すべてではありませんが、ある程度因果関係はあるかもしれません。

行き場のない怒りや悲しみは肌に溜まって、肌の細胞のパワーを弱めることにつながります。

女性の方なら、ストレスと肌の関係はよくわかっていると思いますが、肌はストレスと密接な関係があります。だからといって、ストレスのみでなるわけでもないですが、80%がストレスの要因って人もいます。

劣悪な環境にいる人は、それが大きな原因って人もいますし、かといって、それだけで発症するわけでもないです。すべては、複合的な要因なのです。医療のエビデンスって、こういう複合要因って苦手なんです。変化するファクターが多すぎると、エビデンスの取り用がなくなってくるんですね。

マインドセットまとめ

これはアトピーだけに関係あるわけではないですが、基本的にこの世のことを真摯な目で見つめる上で大切な心構えを記しておきます。

・大抵のことは原因が1つではない。
・症状が同じでも原因が一緒とは全然限らない。
・その自分自身の症状の原因となったもののうち、重要性の高いものから順に解決していくと症状は治まりやすい。
・重要性の低いものをいくら努力しても徒労に終わる。ストレスだけがさらに増えるだけ。
・ストレス(精神)という高次元のものが、肉体という3次元のものへ、思ったよりも影響を与えている。
・高次元が原因のものを肉体を治すことで影響させることは難しい。
・しっかりとしたエビデンスを取れるものなんてこの世の1%以下である。エビデンス至上主義だと、打ち手の数が少なすぎる。
・かといって、悪徳な民間療法も多数存在するので、それに騙されるよりはまだマシかも知れない。
・完璧に健康な細胞が37兆個集まったのであれば、人間の身体にはトラブルは起こりようがない。細胞は、必要なものをきっちり与えて、いらないものを除いてあげたら健康でいられる。

アトピーの解決策

わたしは、標準療法(ステロイド)には反対ではありません。あまりに症状がひどいときは上手に西洋医学を活用する方が、早く治すこともできます。

何よりも、まず大切なのは原因を見極めることです。アトピーの症状だけが収まれば、万事OKではないんです。アトピーをきっかけにアトピーになる原因を潰しておかないと、それは別の病気も招くことになります。

精神のことはいったん置いておいて、肉体のことだけを考えると、「全身の細胞に、必要なものがしっかり行き届いているのか」という考え方が基本になります。基本なしに応用はありません。

これは全ての病気にも言えることです。

小さい頃に転んだときに背骨をいためて、全身に気のエネルギーが周りづらくなっている人は、そこが大きな原因だったりもします。

極端な栄養バランスの人、睡眠不足がはなはだしい人、腸が極端に汚い人、ヘビースモーカー、、、こういうわかりやすい原因がありそうだなって人は、そこをまず修正するところから始める方が良いでしょう。これは、アトピーに限らず、ガンを含むすべての病気の原因になります。

基本的に、経絡による気、充分な酸素と適切な栄養素が血管を通して、肌細胞までしっかり行きわたれば、肌細胞は最強になります。要はそのバランスが崩れているということです。

そして、もし体内からの修正がしづらい部分があれば、皮膚表面から、これらのものを補ってあげるのは非常に効果をあげます。私はこの方法で、アトピー、手荒れ、水虫まで治して来ました。ただ、これはあくまでも対症療法でもあるので、何も外部に頼らず、精神を含めた、全身を整えていく、というのが最終の目的になります。

患者が子供の場合は、食事内容や化学物質より、お母さんとの関係性が大きなファクターを占める場合が多いです。病気はすべてそうですが、病気をきっかけに、病気に感謝して、人生を整えれるチャンスでもあります。

それに気付いたとき、病気の存在意義ななくなり、病気がなくなる例なんてのも5万とありますから。とにもかくにも、皆さんが、幸せに、自分らしく生きれることを祈っております!


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