見出し画像

そういえば、高校の時の漢文の先生から、尿療法を激推しされた記憶があります。世の中には隠れ、飲尿派が思ったよりいるような気がします。

なんでもやったことしか語りたくない私ですが、尿療法は、まだバージン。そこまでの勇気がまだありません。

とはいえ、思った以上に、世界中で飲尿療法の効果を感じたという声が多いのも事実です。エビデンスがないからと切り捨てれない量の実績があります。

こういう得体のしれない療法の是非を考えるときにまずヒントとなるのは、
「野生の動物はしているのか」です。

基本、「水」というのは最重要な要素の1つです。
生物としては、是が非でも失いたくないもの。

でもサバンナなどの水が不足気味の地域でも、野生動物が尿を飲んでいる気配はありません。
このことで、まず基本的には尿は飲むものではないと推測されます。

人間の身体は、精密なリサイクル工場です。
限りある資源を、分解して再構築してと、日々リサイクルしています。

お水に関してもできる最低限のものしか捨てないように、ろ過や再吸収などの素晴らしいメカニズムを備えています。
だから、尿が基本的に必要ということはあり得ない話です。

とはいえ、人間の身体も完璧ではありません。
必要なものを再吸収しているとはいえ、再吸収しきれなかった栄養素やホルモンなどが尿中には残っているわけです。
特に歳を取った人ほど、腎機能が弱り、結構、大切な栄養が尿に駄々洩れしている可能性もあります。

こういう駄々洩れした栄養素を尿療法で、再摂取することで、何か効果を発揮することはあると思います。

また、尿療法でよく聞くのは、肌への効果です。
乾癬、ハゲ、口内炎など。

これは飲むより、可能性を感じます。

血流が悪ければ、肌へは十分な栄養素がいかないわけで、尿というわずかな栄養素でも、肌細胞は切望しています。
そういう方にとっては、効果が出る可能性があります。単純に保湿できるだけでも効果はありますね。

というわけで、体感したことがないので、ロジックで遊んでみただけですが、腎機能が衰えてる人、血流が悪い人の肌へなどは、効果実感する可能性はあるかもしれません。という感じですね。

逆に、毒素も尿から排出されるわけで、ネガティブな側面もあることをお忘れなく。

普通に考えれば、もっと良い療法は色々あるので、わざわざ、生物の仕組みに反する尿療法はやらないでも良いのかなとは思います。


ちなみに、ちょっと話は派生しますが、便の方を趣味として食すタイプの人が世の中にはいます。

こんな本を読んでいるときに、とても大興奮した名言がありました。

リリーフランキーの知り合いの、「便食」が趣味の方の名言です。

「便食をしたあとの便はまずい!」

分かりますか?
普通の食事から出た便ではなく、便を食べた後に出てきた便は美味しくないという話なんです。

この一言に私は感動を覚えました。なかなか人類がたどり着けない境地。
この発言をできる人が、この世界に果たして何人いるのか。

それでいて、「栄養素がほぼないスカスカのものは、やっぱり美味しいと感じないんだな」という人体の仕組みに関する、示唆も与えてくれます。

「逆に、普通の便は美味いんか?」というツッコミまで可能。

なかなか、名言集の名に恥じない名言のご紹介でした。

泣いて喜びます!いただいたお金は、新しい本を買うことに活用して、還元いたします♪