「病気の8割は酸素の欠乏症である」
これは、野口英世博士の言葉です。正確な文章はネット記事だけだとわかりにくいですが、下記文言かなと思います。
「私は病気とは、人間の体を組織している細胞が正常な能力を失っている状態だととらえ、その原因の8割は酸欠状態にある、と考えています。」
これは、本当に全くその通りと思います。いつも言ってますが、1つ1つの細胞が健康であり、それが37兆個集まっていれば、体は健康でないはずはありません。
そして、酸素というののは細胞の活動の根本である、エネルギーを産み出す大変重要な物質ですので、酸素がないことにはあらゆる病気が起こりかねません。人間も疲れ切っているときにはなにもできないのと一緒で、細胞もエネルギーがなければ、何も活動はできないのです。
ドイツの医師のオットー・ワールブルグ氏は、1931年にノーベル生理学医学賞を受賞しました。その後1955年に、「細胞は一定時間低酸素状態にあると、通常の酸素濃度に戻しても大多数の細胞は死滅するが、一部の細胞はがん化し生き残る」ことを発見しました。
これが主なガンの原因です。人間が1つの受精卵から出来あがっていることからわかるように、1つ1つの細胞にも意思があります。これも人間と一緒です。国や会社、家族のためにも生きていますが、私達は個人のためにも生きています。
だから、低酸素状態などというキツイ環境に置かれると、嫌気状態でも生きられるように細胞に変化させます。これがガン細胞です。活性酸素による突然変異などではありません。自らの意思でそうしているのです。
突然変異であれば、世界中のこれだけ大量の人間に、等しく同じようなガンという症状が起きるなんてとても考えにくく、もっとてんでんばらばらな変異が起きて良いはずです。生きぬくためにある遺伝子のスイッチをONにして、酸素不足でも生き残るように切り替えたというのが正しいと思います。
活性酸素の風評でなんか悪いイメージのある酸素ですが、私たちは酸素なしでは5分と生きられません。私たちにとっては水よりも大切な成分です。意識して、もっともっと酸素をたくさん取りいれていく、取り入れた酸素を血流を通して全身に回していくことが、病気の予防や、病気の治療の8割を占めるといっても過言ではないと思います。
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