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子供をスポーツ選手にしたければ、「春」に産もう!

最近のニュースで、「夏の甲子園」のベンチ入りメンバーの生まれた月を調べた、という記事がありました。

結果は、思ったより、差があります。

4~6月生まれ37・8%
7~9月生まれ29・6%
10~12月生まれ18・0%
1~3月生まれ14・6%

圧倒的に、春~夏生まれが多い!

また、直近5大会の夏の甲子園の優勝校5校のレギュラー選手を見ると、1~3月生まれは、45人中3人でたった6.7%でした。

早生まれは、確率的にはレギュラーになるのは至難です。

ちなみに、別の統計で、中学3年時では、4月と3月の生徒の身長差は、男性だと実に、3.5cmもあります。

同一学年間における 誕生月別にみた児童・生徒の身長・体重の関係 黒 川 修 行,佐 藤 洋 東北大学大学院医学系研究科環境保健医学分野


小さい時ほど、一年の差が大きく、それが結果や、実力差、自信などにも大きくつながっていくという話です。


では、大人になってしまえば、大した変わらないのかというと、そうでもないという話があります。

オーストリアで、10年間にわたり、50万人以上の、軍人を調査したことがあります。もうそこからはあまり成長しない18歳の時点でも、生まれた月による身長差が明確にありました。

身長は4月生まれが最高で、10月生まれが最低。身長は、日照量と完全に相関関係があったそうです。
日照量のピークは7月。一番少なくなるのは1月です。

赤ちゃんが一番成長する、生まれる前後3か月にどれだけの日照量を浴びるかが、適切な成長のためには、とても大切だという話です。

植物の発育も日照量と明確な相関関係があるように、人間でもあると考えるのが自然な考え方だと思います。

ジューンブライドが流行ったのも、一説によると、4月に健康な赤ちゃんを産むためという話もあります。

授かれるだけでありがたい子供ですが、どうしてもスポーツ選手にしたい、強く大きく育てたいというのであれば、4月~6月くらいに産まれるのが統計的には狙い目ですね。


追伸。
プロ野球選手とJリーガーのデータもありました。
傾向は一緒ですね!

Nikkei Style より


Nikkei Styleより


陸上ですと、その差は成長とともに埋まってくるようです。

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