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反西洋医療になるのは、歴史がある。

プロ野球の巨人ファンか、阪神ファンかなんていうのは、ほぼ産まれ持った環境で決まり、あまり変化しないイメージがありますね。

コロナにより、ワクチン推進派か、反対派か、西洋医療賛成派か、反対派かということが顕在化しました。

では、この推進派と反対派が、プロ野球ファンと同じような構造か?というと、そうではない。というお話です。

なぜか。

それは、ほぼすべての人間が、まず「推進派」としてスタートするからです。

現代に生まれると、
「医療は素晴らしい」
「最新医療が私たちの病気を直し、命を救っている。」
「病気は医者しか治せない」
「医者や製薬会社は私たちの味方」

という常識が、人々にインプットされます。

世界中で多くの人が信じていますし、マスコミや政府、ほとんどの親や先生も信じていますから、当然の帰結です。

その後、人々は人生を通して、色々な体験をしていきます。
「あれ?」というような体験。
身内が西洋医療に触れて「ん?」となった体験など。

本やネットから様々な情報に触れるにつれ、その疑問が大きくなって来ます。

「果たしてわたしが正しいと信じてきたことは、本当に正しいのか?」と。

そこから、また真実に行き着くために、色々な情報を深掘りし、自分の頭で考え、ついには、反ワクチン、反西洋医療の人間ができあがるのです。

反西洋医療の人には、多かれ少なかれこんな「歴史」があるのです。

まずは西洋医療を信じ、裏切られ、信じられなくなったという歴史が。だから、推進派と、反対派は五分五分の戦いではないと思っています。

反対派の方が、歴史が深く、知識も経験も深いことがほとんどです。

反体制派として、名高い内海医師も、子供に病気予防のワクチンを何も考えずに打たせてしまったことを、悔やんでいます。反対派にはそういう歴史があるのです。

だから、推進派が、反対派になることはあっても、反対派が、推進派になることはありません。それは議論の末に、行き来するようなものではなく、常に不可逆的な一方通行のベクトルが、そこに存在するだけなのです。

これだけは、議論をする前に、推進派の人たちに、心に留めておきたい1つの事実です。

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