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押されても動かないような、不動の体、最強の軸を作るにはどうしたら良いでしょうか?足腰にぐっと力を入れるべきでしょうか?

実は違います。

完全に力を抜き、丹田にだけ、抜いた心を集中させる、リラックスの状態が最強なのです。丹田に力を入れるのではありません。丹田には心を鎮めるのです。

試しにリラックスの状態で立って、誰かに肩を押されてみてください。なかなか倒れにくいと思います。逆にぐっと力を入れて立ってみると、いとも簡単に簡単に倒されてしまいます。

今度は、伸ばした腕に力を入れていてみてください。誰かに曲げようと思うと、簡単に曲げられてしまいます。完全にリラックスした腕にすると、そう簡単には曲げられることはありません。

リラックスすると、全ての氣が宇宙と一体化するような状態になり最強になるのです。

ジムでも、重いものを上げようとしたら、力を入れるのではなく、心を丹田に鎮め、腕の力を完全に抜いた方が、よっぽど重いものが上がります。体が一体になり、全身で上げてるような感じになります。

私がゴルフがなかなかうまくならなかった原因がわかりました。1つは、脚に力を入れて、バックスイングの動きを止めようとしてたからしんどかったのです。試しに完全にリラックスしてバックスイングしてみると、地面から棒が生えたように微動だにしなくなりました。

また、スイングも丹田に体の中心を置き、腕の力を抜き、体の一体感を持つことが必要でした。今までは、パーツ、パーツがばらばらで、心身の一体感も出ていませんでした。

ここ7年くらい、クラブは握っていないんですけど、これを証明するためだけにも、ちょっと練習場に行ってみようかなと思います(笑)

これはあらゆるスポーツに必要なことです。このリラックスを完全に習得した合気道の藤平十段は、王貞治に一本足でもリラックスしてぶれない体を作るように教え、これが、後の世界のホームラン王につながります。

最強西武軍団を作り上げた広岡監督も、この藤平さんの弟子です。十両にも上がれず引退を考えていた、お相撲さんにもこれを教えたら、三役まで上り詰めたなんて話もあります。

最強の技、リラックス。これはスポーツだけでなく、人生を前に進ませるためにも、最強の状態だと思います。

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