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アクリル接着剤の注入補助ケースを作ってみる
アクリル接着剤に付属しているスポイド注射器(と言っておこう)
なかなか使いづらい
特にスポイド部分を指で押すとき、針の先から想定外の接着液が飛び出してしまう。
おそらく指の温度で中の空気が膨張し、指で押し出す以上の力と勢いが
加わるからなのだと思う。
このため、狙った場所へ針を当てる前にこぼれてしまう。
とりあえず、指の温度が伝わりにくくなるように
3Dプリンターでケースを作ってみることとし、設計してみた。
接着剤瓶から吸い上げたスポイド注射器をこのケースに入れ
羽状部分でスポイドを押すことで、指の熱が直接伝わらないように
考えてみたもの。
3Dプリンタのフィラメントの素材が、この動きに耐えれるのか?
この羽の大きさ、位置が適切な位置になっているか
肝心な、指の熱が伝わってしまう厚さか
など、実験していく必要はある
![](https://assets.st-note.com/img/1717044719771-egEl1yWDwY.jpg?width=800)
次は、実際に3Dプリントして入れてみることにする。
![](https://assets.st-note.com/img/1718455637222-cUru9lYNbS.jpg?width=1200)
うーん、ちょっと大きかった
これでは安定しないから、設計のサイズを変更。
でも、作ったこれも捨てるにはもったいない
隙間を埋めるものを作って入れれば
これも無駄にならないだろうから、
これも設計してみよう。
注入器を押すためのフラップ部分の強度、
曲がり具合は、良さそう
次にアクリルボックスを組み立てるときに
使い具合を確認してみよう!
![](https://assets.st-note.com/img/1719056088639-r8OCyZo9HH.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719056088609-exHhzVFgVu.jpg?width=1200)
と言うことで、ガタガタした隙間を埋める
下駄を作ってみました。
固定強化でちょっとだけ角を付けておいたところ
ベストフィット!
注入器に接着液を入れたあと、
この容器にセットし下駄を挿入すると
しっかり固定されました。
これで注入器に直接触れることは無いから
手の温度の影響は無くなるはず
試してみると、いい感じ
想定外の接着液の吹き出しは起こらないし
フラップでの押し出しも思い通りに出せる!
ちょっとだけ作った容器が割れたので
レジンで接着強化図ります!
![](https://assets.st-note.com/img/1719226519511-cP7Cauf7Af.jpg?width=1200)
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