『マズローの法則』から考えるレクリエーション①欲求を落とし込む
介護の現場ではたびたびレクリエーションの場面に遭遇する。
そして、レクリエーションのネタに困っている人も多いと思います。
私も本屋やネットでネタを探し、なんとか食い繋いでいた1人です。
『でもなんかしっくりこない』
楽しんではもらえたけど、介護福祉士として行うレクリエーションはそれだけじゃダメだ(∵`)
目的をもった支援としてやらなければ意味がない!
今回からシリーズ化して、
内容の濃いレクリエーションが作れたらと思います。
まずは鉄板の法則である
『マズローの法則』欲求の5段階説から落とし込める内容にしてきます。
マズローの法則をおさらい
人間の欲求は5段階に分けられており、ピラミッド型に構成されている。
① 生理的欲求
② 安全欲求
③ 社会的欲求
④ 承認欲求
⑤ 自己実現の欲求
① → ⑤ に向かって階層が上がっていき、最後には自己実現を目指していく。
この要素をレクリエーションに取り入れて企画してみたら、どうなるのでしょうか?
① 生理的欲求を具体化
生きていくための基本的・本能的な欲求。食べたい、飲みたい、寝たいetc
これをレクリエーションで考えると…
食べたい → 体を動かして美味しいご飯が食べたい
飲みたい → 運動後の美味しい1杯が飲みたい
寝たい → 日中活動して夜ぐっすり眠りたい
ちょっと無理矢理かも(^^;
でも振り返らずに次いきます!
② 安心欲求を具体化
危機を回避して安心・安全な暮らしをしたい。健康に過ごしたい。
レクリエーションで考えると…
・ 足腰を鍛えて転ばないようにしたい
・ 運動して健康になりたい
こんなところでしょうか…
③ 社会的欲求の具体化
集団に属する。仲間が欲しい。
レクリエーションで考えると…
・ 仲間と一緒に作業をする
・ コミュニケーションがとりたい
レクっぽくなってきた。
④ 承認欲求の具体化
他者から認められたい。尊敬されたい。
これはほぼそのまま…
・ 褒められたい
・ すごいと思われたい
・ 認知されたい
何だか使えそうですね。
⑤ 自己実現の欲求の具体化
自分の能力を引き出して創造的活動がしたい。
・ 得意なことを活かしたい
・ 充実感、満足感を味わいたい
・ 幸せになりたい
この階層にいけたらステキですね。
まとめ
①、② は身体的な欲求。
③、④ は他者との交流。
⑤ は自分の内面
この要素を盛り込んでいけば、
内容のあるレクリエーションができる気がする。
次回はポイントを意識して、
レクリエーションの構成を考えてみようと思います。
本日も最後まで読んでくださって、
ありがとうございました(*´︶`*)╯感謝感謝♪