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メンタルの保ち方


こんにちは、nobuです。今回は心理学を応用したメンタルの保ち方について書いていこうと思います。


本当の意味での自分を知る

突然ですが貴方は貴方の事をどれ位知っていますか?自分がどんな人間なのか、どんな性格なのか、なぜそう思うのか考えた事はありますか?

自分が思っている自分と、他人から見た自分が違う場合、一体どちらが自分なのでしょうか。

どちらも紛れもなく貴方です。

自分が掲げている自分は主観の貴方であり、他人から見た貴方も客観の貴方なのです。人間関係に苦しんだりするのは現在置かれている状況から悪影響を受けたり自分を知らなかったり相手を理解出来なかったりする事から起きてしまいます。なのでまずは自分が知らない自分も居ることに気付き自分の性格、傾向、短所、長所に目を向けて改めて自分を理解してみましょう。

自分を知る為のツールは色々ありますが今回はエゴグラムというものを紹介します。


エゴグラムとは?

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エゴグラム (Egograms) とは、エリック・バーン (Eric Berne) の交流分析における自我状態をもとに、弟子であるジョン・M・デュセイ (John M. Dusay) が考案した性格診断法で、人の心を5つに分類し、その5つの自我状態が放出する心的エネルギーの高さをグラフにしたもののことです。

5つの自我状態

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5つの自我状態は以下に分類されます。

CP(支配性)
厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らず、責任を持って行動し、他人に批判的である。この部分が低いと、怠惰な性格になる。
NP(寛容性)
優しい心。愛情深く、他人を思いやって行動し、世話好きで保護的で親切である。この部分が低いと、冷淡な性格になる。
A(論理性)
論理的な心。現実を重視しており、知的で計算力が高く、聡明で頭脳明晰で合理的である。この部分が低いと、非合理的な性格になる。
FC(奔放性)
自由奔放な心。明るく好奇心旺盛でユーモアがあり、自我中心性で自己中心的である。この部分が低いと、閉鎖的で暗い性格になる。
AC(順応性)
協調性的な心。他人からの評価を気にし、言いたいことを言わずに我慢してしまい、従順で遠慮がちである。この部分が低いと、マイペースな性格になる。


エゴグラムから分かること

✔得点の高い自我状態の長所と短所を把握する
得点が高いということは、普段自分がその自我状態を使って反応しやすいということです。
普段使いやすいということは、良いことも悪いこともその自我状態から引き起こされる可能性が
高くなります。自分が使いやすい自我状態の長所と短所を把握しておきましょう。

得点の低い自我状態の長所と短所を把握する
得点が低いということは、普段自分がその自我状態を使えていない、ということになります。
つまり、皆さんの弱点となる可能性が高い自我状態です。
もちろん低いなら低いなりに長所もありますが、短所が目立ちやすくなります。


⚠️エゴグラムの注意点⚠️

エゴグラムは現在でも医療福祉の現場で活用されていますが、“良い悪い”を判断するものではなく“絶対的なもの”でもありません。エゴグラムの結果はその時々の心理状態や性格の変化で変動するものなので“現在の自分の傾向を知る”為に定期的に行う事をお勧めします。

あくまで「現在の貴方はこういう傾向にあるよ」という物差しになります。人は特性上どうしても欠点や短所に目を向けてしまいやすいですが【短所を改善するより今持っている長所を伸ばしていく】事に意識を向けた方が効率良く伸び、精神的にも負荷がかかりにくい状態で取り組むことが出来ます。長所をある程度伸ばしていくと短所はその人の「個性」となって+になって付いて来ますのであまり深く考えすぎず今の貴方の持ち味を活かして行きましょう。

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