思考の整理
九州産業大学で、ありがたいことにお話させていただく機会をいただきました。
芸術学部のキャリアの授業で「公務員の仕事とは」とのオファーだったのですが、これは、もやもやとしている思考を整理する絶妙な機会だ!と捉え、タイトルを「これからの公務員像を考えてみた」と題してスライド作成。53枚。毎日少しずつ作成したり微修正しながら、思考の海を泳いでいく作業。
公務員のイメージ
最初に学生さんたちに公務員のイメージをお尋ねした。
アナログ、堅苦しい、面白くなさそう。。
ですよね。
私たち(公務員)はもっと外に出て、自分の思いや考えを発信して伝えていかないと、自分たちがどんどん息苦しくなるのかも知れない。
「動けば変わる」
私が大事にしてきたこの言葉。お披露目する絶好の機会となりました。
この言葉。日にち間違ってた。。
2019年7月30日だった。。
あの日、すごい勢いで、熱を持って伝えてくれて、それを受け取る私はついてけなくて、、ぼーっとしてしまって。。
頂いた言葉。私の中でまだ脈々と生きているし、ちゃんと私も伝えられたよ。
『「動けば変わる」ぜひ、動き回って皆を変えてください』
これからの公務員像
チャットGPTなどの生成AIによって、公務員の現場こそ、お任せできる作業が多々でてくるんだろうなと思う。
なら、公務員がいらなくなる?
そうは思わないけど、現場は大きく変化していくのだと思う。
外の人(市役所の組織だけでなく、外にいる人=地域の人)と繋がって、地域のことをちゃんと知って理解できている。そして、「自分の地域はこんな場所です」と自分の言葉で伝えることができる。
常に地域にとって何がベストかを自分ごととして問い続けている。
この1と2に自分の「強み」を掛け合わせている人が『これからの公務員像』だと思う。
「強み」というのは誰にでもあるので、つまりは誰でもなれる。
重要なのはモチベーション。
公務員のモチベーション
ここが一番難しい。どうやったらモチベーションを持つ・保つことができるのか?
顧客(市民)に目線を向けているかどうかが鍵だと思う。
※ドラッカーマネジメントを公務の場に取り入れたい!!
これからの公務員像を目指す理由
公務の職場の価値観が、「顧客に対する目線」や「強み」を重要視するように変化していくと、世の中が良い方向にシフトしていくのではないかと思う。
今、現在、自分のモチベーションをなんとか保ちながら、死ぬ気で頑張っている私の中のローモデルの同業者。ぜひ、その人たちが試行錯誤しながら生み出すプロダクトを世の人々に知ってもらいたい。そして、幸せに働き続けてほしい。
初舞台を終えて
今回の初舞台。
もやもやしていた自分の思考の整理となったし、自分の思いを自分の言葉でお伝えできたことは、すこぶるよい経験をさせていただきました。
なにより楽しかった。
スライド作成も、いとおしい作業でした。
そして頂いたムネアツ感想。棺桶に持ち込みたいくらい嬉しかった。
ちゃんと届いた。思いを共感してくれた。
棚からぼたもち的に授かった今回のオファー。お声かけ頂いた九州産業大学芸術学部伊藤敬生先生に感謝感謝です。
そして、きっかけを作ってくれた「グッチョ」さんにも感謝感謝。
後期の授業のバトン、お繋ぎします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?