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メンタルマガジン

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#解離性障害

解離性障害(DID)のトラウマ解決

普段、トラウマの解決をすることが よくあります。 1人の人格におけるトラウマの解決は 比較的簡単で、問題を見つけられれば、 それに対する反応を変えるだけで トラウマによる症状が出なくなります。 しかし、解離性障害の場合、 複数の人格があるため、 トラウマを解決しようと思っても 人格が入れ替わってしまい、 うまくいきません。 そもそも強い衝撃があって、 その痛みを回避するために人格が 生まれているので、 似たような痛みを感じると 人格が入れ替わります。 だから、トラウマ

(DID) 解離性障害、私のアプローチ。

よく、勘違いされているようなので書いておきます。 日本では病名をつけることができるのは医師です。 治療のも医療関係者がするでしょう。 それについては異論もないし、最終判断は医療関係者がします。 でも、そういう人と関わることは自由です。 知り合いにいるとか、友達にいるとか、そういうことです。 私は医者ではありません。 どんな疾患であろうが、一人にしないことが大事です。 私は海外のブリーフセラピーをベースに会話したり、 考え方を教えたりしていますから、 医療関係者には該当し

トラウマの治し方と、解離性障害(DID)

トラウマが明確にわかっているなら、 対処はしやすいと思う。 明確にわからない場合、 本人にとって何が問題になっているのかも 理解ができない。 ただ一定の条件が揃うと 身体が強張ったり恐怖が出てきたりします。 この場合、一定の条件というのがトリガーになります。 トリガーさえわかれば解決は可能です。 PTSDなどが心的外傷等と訳されてしまっているので、 心理的なものと思われている部分が多いですが、 実際には身体の反応であると考えられます。 実際に交通事故に遭って、 大き

(DID)解離性障害について

私が個人的に対面した複数の解離性障害の方々がいます。憑依型と非憑依型、それぞれいます。 解離性障害についてはいろいろなアプローチがあるだろうと思います。 私のやり方では、無理に統合はしません。 個々の人格は、非憑依型であれば、それぞれの存在を認識していて、傍観していると言う感じです。 それぞれに役割があって、ある状態になると人格がスイッチします。 話し方や雰囲気が変わる、顔つきが変わるので別々で他人のように思えました。 私のやり方は、それぞれの人格と話し合い、何を求め