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メンターから学ぶ自己顕示欲の罠

あれが欲しいこれを食べたいあそこへ行きたい



人の欲には際限がありません



欲というと良いイメージよりも

悪い意味で使われることが多いかもしれません


欲張りが行き過ぎた強欲や

性格の悪さにも使われる欲深など


ケチで分け与えようとしない様を
表現するときに使われます




しかしすべての欲が悪いわけではなく

人に優しくしたいとか

人に親切にしたいという気持ちもまた

人間が持つ欲の一つでもあります




欲というものは成長すると言われ


はじめのうちは


競争に勝って欲しいものを手にしたことで
喜びを感じていたものが


次第に分け与えることで喜びを感じ


更に持っているものを差し出すことで
最上の喜びを得るようになります



ここまでくると

初期に感じていた喜びでは

満足を得ることができないそうです




どうやら人の欲には
魂の成長と密接な関係があるようです


本能と「五欲」の関係


仏教の世界では人の代表的な欲を5つに分けて
「五欲」と呼んでいます



食べたい飲みたいという感情の「食欲」

これは命をつなぐために必要な欲ですが
食べ物に困っていない人が
あれこれと料理のうんちくを並べ立てることも
この欲の中に入ると言われています



お金が欲しいと願う気持ちは「財欲」

少しでも安い商品を求めて
遠くのスーパーまで足を運ぶ行為も
この欲の中に入ります
常にお金に対して不安があり
お金がない状態を苦痛に思い続けます



異性を好きになり相手を求めるのが「性欲」

これが満たされないと男女ともに苦しみ
たとえ相手がいても他の人を好きになり
永遠とそれを繰り返してしまいます



褒められたい認めてほしいと欲するのが「名誉欲」

常に人から相手にされていないと
満足することができず
無視されたり悪口が聞こえただけで
ひどく落ち込み苦しみ続けます



夜になり眠気を感じてくる「睡眠欲」

この欲は眠りたいと思うだけでなく
楽をしたい休みたいという気持ちも睡眠欲です
積極的に動くことを嫌い社会のルールに苦しみます




こうした欲は誰もが持つ本能だと言います



ただしこの本能は非常に原始的なもので

名誉欲以外はトカゲや蛇にもある欲望です




生き物には最低限備わっている欲で

生きるためには必要なものです




しかしこの欲望だけに忠実であっては
人としての魂は成長することができません


魂を成長させる行動


メンターの「松田 豊さん」が

名誉欲について発信していて



メッセージの中では

名誉欲を「自己顕示欲」としています




自己顕示欲が強い人は
とかく自分を大きく見せようとします




手に入れたお金を

飲み食いや異性との交遊で派手に使ったり

高級ブランド品で自分を飾り付けます





自己顕示欲は決して満たされることがないので

どれだけ物に囲まれていようとも

常に飢餓感 に襲われ寂しさに苦しみます




メンターはこうした本能のみに生きることは

爬虫類と同じ脳で生きていることだと言います







原始的本能は生きるために働きますので

リスクはできるだけ回避しようとします



人にぶつからないように
とっさに身をよけるのも本能がなせる業です



しかし人間には本能とともに理性が備わっています



この理性があるからこそ自分の将来について考え
何をすればよいのかを判断します



具体的にはリスクをとってリターンを得ると
メンターは表現しています



学びのための教材や情報を購入することは

お金を手放すというリスクがあります



その代わりに

学びによって何倍ものリターンが返ってきます



本能のみで生きていると

このリスクを負うことができません




頭でわかっているつもりでも



本能VS理性あるいは浪費VS自己投資に迷い

リスクに対して臆病になってしまいます




私もしばらくは本能に負けていました



年齢的に派手なことはできませんが

リスクに対して消極的だったのです




これを乗り越えさせたのは

「将来への不安」でした





この不安を解消させる唯一の手段は
学ぶことだと
メンターは気付かせてくれたのです


精神の世界が優先される時代


欧米列強と肩を並べようとして

戦争に突入していった我が国は

大きな犠牲とともに敗戦国となり

どん底にまで落とされてしまいました



しかしその後は世界状況にも助けられ

世界が驚くほどの発展を遂げました





これは「物質優先」時代の
後押しによるものだと言われています




財産を失った国民の失意は物欲へ移り

その物欲がどんどん高まって行きます




「物」を作ることによって富を生み

その富によって物を手に入れることで

「幸福感」を得ることができる




人真似であろうと

とにかく作れば物が売れる時代です




「物」はインフラを整備し都市を作り上げます





人の物欲が最高潮だった時代

いわゆるバブル経済真っ盛りのころ




「自己顕示欲」は正義でした





物を持つものはヒーローであり



次々と新しいものを手に入れる人は

時代の寵児としてもてはやされていました





やがてバブルははじけ金融危機を体験し

「物」は売れなくなってしまいました





お金があれば物は売れるのか?




ことはそんなに単純ではなく




長引く不況の中で

人の意識は変わってしまいました






世の中に「物」がない時代と違って

今は殆どの物が揃っている時代です




高級であることに意味はなく

機能が満たされることを重視します



高級なカメラや時計は

1台のスマートフォンに負けてしまいます





いまは次元上昇や意識の覚醒などと言われ

精神性を重視しようとする動きがみられます






メンターはもう何年も前からこのことを

文字や動画あるいは教材などで伝えています





時代はすでに変わっています

「自己顕示欲」は正義どころか

滑稽な姿として嘲笑の的になっています






時代の変化に気付くひと

いつまでも前の時代にしがみつく人







私は迷わず前者になって学びを継続していきます







ここまでお読みいただき
ありがとうございます

あなたのもとに 素晴らしいことが

たくさん たくさん

降り注ぎますように





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