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高校総体の剣道競技に生成AIを用いたチャットボットを導入してみたのでメモ

生成AI特有のハルシネーションを起こさず的確に返信するチャットボットで大会期間中とても好評でした。
まずは実際にインターハイ期間中(8/3~8/6)運用していたチャットボットのリンク

実際に、質問してその完成度の高さを体験してみください。
様々な用途に応用できる完成度だと思います。

友だちの追加とターゲットリーチのグラフ

大会期間中の登録状況のグラフです。1100名以上の利用がありました。

大会期間中1100名以上の利用がありました。

チャットへの質問内容のカテゴリー分け

大会期間中1442件の質問があり、その質問をカテゴリーに分類しました。

チャットボットの今後の可能性

このチャットツールによって、以下のような人間の仕事が改善・削減される可能性があると考えられます:

情報提供の効率化:

  • 大会に関する基本的な質問への回答が自動化される

  • 24時間対応が可能になり、人間のオペレーターの負担が減る

問い合わせ対応の迅速化:

  • よくある質問に即座に回答できる

  • 人間のスタッフは複雑な質問や例外的な状況に集中できる

情報の一貫性向上:

  • 全ての問い合わせに対して統一された正確な情報を提供できる

  • 人為的ミスや情報の齟齬を減らせる

データ収集と分析:

  • 質問傾向を自動的に記録・分析し、大会運営の改善に活用できる

マルチタスク対応:

  • 複数の問い合わせを同時に処理できる

コスト削減:

  • 人件費や研修費用の削減につながる

言語サポート:

  • 多言語対応が容易になり、国際的な大会運営をサポートできる

ユーザー体験の向上:

  • 待ち時間なしで情報を得られ、参加者の満足度が上がる

スタッフの専門性向上:

  • 定型業務から解放され、より高度な業務に注力できる

情報更新の迅速化:

  • 新しい情報を即座にシステムに反映し、提供できる

これらの改善により、人間のスタッフはより創造的で複雑な業務に集中でき、大会運営の質を全体的に向上させることができると考えられます。

チャットボットの仕組みについて

結構実用的なチャットボットが出来たと思います。
チャットボットのシステムはGCPとLINE developerを使って作成しています。
作り方に興味のある方は8月13日~15日の下記の講座にご参加ください。


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