低予算で手軽に本格的な遠隔授業を始める①
教室にいる雰囲気で自宅から授業を配信できたらいいな!20年間放送部の顧問を務め、全国高校放送コンテストのトップ走り続けながら常に考えていたことでした。
平成28年度NHK全国高校放送コンテスト準優勝作品
2019年にテレビの帯番組のオファーがあり、それを機に上京してきた僕は都内に部屋を借り、一室に念願のミニスタジオを構築しました。お部屋と機材紹介のYouTubeは下記から
こんな機材は20年間の放送部顧問生活で揃えたもので中々個人では揃えられるものではありません。
ここではパソコン(今回はWindowsPC)とスマホと青い布!?さえあれば本格的な遠隔授業配信ができるということで説明していきます。
まじでパソコンとスマホだけで、ディスクトップの画面を背景にした下の写真のような配信ができちゃうんです!!!
準備するもの1 スマホ(iPhone または androidどちらか1台)
オンライン遠隔授業を始めるときによくwebカメラを推奨する人がいますが、間違ってもWEBカメラだけは買ってはいけません。スマホのカメラの方が遥かに高性能であるのと、これからやる低予算で本格的なオンライン授業配信(クロマキー合成)がうまく出来なくなってしますからです。
準備するもの2 スマホフォルダ
スマホフォルダはこんな風に使います。クリッパーの下部に三脚に止めるネジがあります。
準備するもの3 三脚
三脚とスマホクリッパーを合体させると(裏面)
表面(撮影の時はこの向きで使います)
クリッパーと三脚を別々にそろえるのが面倒だという人は下記から購入するとよいです。
余裕のある人は照明付き三脚を購入するとフリッカー現象(画面の縞々)を防ぐことができるので、さらに良いです。
準備するもの4 青い布(クロマキー背景150cm×200cm)
クロマキー背景は大は小を兼ねるのでなるべく大きなものを買うとよいです。まるく畳めるので使わないときは場所をとりません。収納した状態は缶と比べるとこんな感じ
そうそう、このクロマキー合成用の背景ですが、畳めないとう事故を起こします(笑。ほんとめちゃ丸く畳めないんですよ!そんなときは下記の動画を参考にしてください。毎回畳み方忘れてこの動画みて畳んでます(笑
出来れば準備するもの5 ヘッドセット(これがあると遠隔授業中のノイズ)を防げます。
ヘッドセットだけは妥協せず高いものを買ったほうがよいです。後で何度も買い直す羽目になります(経験談)
さて、ここまで揃えたならば次回はこれらの機材をどんなソフト使って接続すればよいか説明していきます。
そうそう、ネットで配信して授業するのでWiFi環境は必須です!自宅に回線のない人は、手軽に設置できるルーターでもよいので契約するとよいです。
自分もwimaxのルーター使ってます。では次回はアプリ&ソフトウェアの設定について説明します。お楽しみに!
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