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【勝手に人生相談】結婚後、家に残す母が心配(広島県・40代女性)

雑誌や、新聞などに掲載され、高名な先生方の回答済みの人生相談の中から、この【勝手に人生相談】にピックアップ。身の程知らずの<やまのぼ>が、その相談に対する、独自の回答を試みています。

40代の女性。離婚歴があり、子どもはいません。同居する60代の母ことで相談します。

母と私、独身の弟と3人暮らしです。2年前に父が急死し、同じ頃、飼い犬も死んで母は落ち込むことが増えました。1人で過ごすことを嫌がったり、私が外出していると寂しがったりします。

その後、新しい犬を迎え、のんびり過ごせるようになりました。私には現在交際している彼がおり、いずれ再婚して実家を出るつもりです。その時の母を想像すると胸が苦しくなります。

母は専業主婦で友人もなく、趣味もありません。「パートに出たり、何かしたいことをしてみたりしては」と促しても、人付き合いが苦手なようで嫌がります。

高齢な祖母も健在なのですが、もし祖母が亡くなり、私が家を出ていったら、母はどうなってしまうのか。そう考えると、再婚することがとても親不孝に思えてしまいます。

私が親離れできず、母も子離れできていないため、悩みます。ちなみに、母の子は私を含め4人おり、孫もいます。(広島県・40代女性)

結論から申し上げれば、ご相談者が再婚することで、お母様は一時、寂しい思いをされるでしょうが、近い将来、お互いに取って、幸せな決断だったと、悦びを分かち合える時がきっと来ます。

なぜならば、あなたのお母様を想う優しさが、お母様にとって仇にもなるからです。ご自分の存在が、娘の再婚の枷になっていると、思い悩ませることになるからです。

ここで、発想の転換をしましょう!

あなたが再婚をして、幸せな家庭を築けば、お母様に取っても一番の幸せになるのです。再婚することがとても親不孝に思えるとのことですが、むしろ最高の親孝行になるのです。

あなたの幸せは、お母様の幸せでもあるのです。子どもの幸せを望まない親は一人もいません!

そこで、専業主婦で友人もなく、趣味もなく、パートへも出たくないお母様の将来のことですが、ご相談者には、ご兄弟姉妹がおありだとか、あなた一人で抱え込む問題ではないと思います。

ご親族全体で対処すべ問題なのです。

たとえば、月に一度でもいいですから、ご親族が一堂に会した「親族会」を、恒例化するのもお薦めです。月一の「お食事会」などに向けて、親族たちが一緒になって料理し、わいわいガヤガヤ食事するのも愉しいですし、「旅行」などもご一緒に行く歓びも味わえます。

また、お孫さんと「キャンプ」や、そこでの「バーベキュー」などの楽しみも膨らんできます。一番のメリットは、次会を待つ愉しいときを、過ごせることです。

あるいは、ご一緒にできる趣味を持つこともいいと思います。

できれば、お互いに未経験な趣味がお薦めです。お互いの進捗度の競い合いは、喜びを倍増させるものです。そんな、楽しいときを共有することで、お母様の寂しさも和らげられるし、あなたのご心配も和らげられます。

物理的な隔たりは、強靭な心の絆で、縮小できると思います。

お悩み解決への初めの一歩は、あなた!お一人で抱え込み、悩む問題ではないこと!に、まず目覚めることでしょう。

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