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【勝手に人生相談 No.116】コロナ禍 夫の酒量増えた(福岡県・40代女性)

▼ご相談内容▼

40代の女性会社員。

コロナ禍の影響で、夫の飲酒量が増えて困っています。夫は近年の健康診断で血圧、コレステロール、中性脂肪が高く、肥満気味です。

病院にはかかっておらず、薬も飲んでいません。

独身の頃は毎日お酒を飲んでいたようですが、結婚してからは私が口うるさく言うので。飲酒量は減っていたと思います。

ところが、コロナの影響で夫は休みが増え、週に4日は仕事がなくなりました。休みの日は昼からお酒を飲んでいるようで、毎日出勤している私が帰る頃にはお酒の空き缶がいくつも置かれ、スナック菓子の空き袋も。

私が心配しても、夫は「わかった」と言いつつ、また休みの日には同じくらいのお酒を飲んでいます。

家に帰って夫が飲んでいるのを見るとイライラしてしまい、夫が休みの日は帰宅するのがゆううつです。

飲酒量が減るまで夫に言い続けるべきか、夫の健康はもう考えずに好きなようにさせるべきか。夫が倒れたら面倒をみるのは私です。

どうしたらいいのでしょうか。(福岡県・40代女性)

 ▼やまのぼ回答▼

 ご相談者は、あまりにも自己中すぎませんか。ご主人が病に倒れたら、面倒を見るのが嫌だから、ご主人の好きなお酒を、控えめにしてほしいとのこと。ご夫婦として、あまりにも水臭いお話ではありませんか。

 そんなお気持ちでは、ご主人を説得などできません。心底、ご主人の健康を心配しての忠告なら、ご主人の酒量も徐々に減っていくかもしれません。要するに、何ごとも他人事でなく、ご自分のこととして捉えなければいけないと思います。

 仮に、あなたの好きな食べ物であって、ご主人の嫌いな食べ物があるとしましょう。頭ごなしに「そんなもの!食べる人の気がしれない!」と、ご主人からいわれたら、あなたは心地よく「わかった」と、答えてすぐにやめられますか。

 趣味嗜好品は、ご夫婦と言えども、一緒になる必要はありません。お互いが許し合える範囲を、話し合って決めればいいのです。

 相手に自分の希望を強いる反面、ご自分もそれ相当な制約を強いるようにすればいいのではありませんか。単に一方的に、ご主人にばかり、お好きなものを取り上げるようにしても、聞いてはもらえません。

 私もこれをこれだけ我慢するから、あなたもこれぐらいは我慢しましょうと、言いいつつゲーム感覚を取り入れて、楽しみながらご主人の酒量を減らせばいかがでしょう。

 いずれにしても、白か黒かをはっきりさせるべきものではないと思います。ご主人の健康はもう考えずに好きなようにさせるなんて、荒っぽいお考えは捨てましょう。

それが、ご夫婦というものでしょう。


▼次回のご相談予告▼
★次回の【勝手に人生相談 No.117】は、大阪府・40代男性のご相談です。
「格闘技のこと どう教えたら」を、予定しております。★

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