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【勝手に人生相談 No.118】施設で義父からセクハラ(神奈川県・50代女性)

▼ご相談内容▼

50代の女性。

夫は自営業の3代目で、私も手伝っています。義母の他界後約10年、義父と同居して世話をしてきました。

義父の検査、入院などのため、私は仕事を辞めました。嫁に丸投げの家風で、夫や近くに住む義妹は協力しません。

何度も心が折れました。

次第に義父にも情が湧き、悪いことばかりではないと思えるように。しかし数ヵ月前、余命1年と宣告された義父が


ホスピスに入所すると、面会時に義父からセクハラを受けるようになったのです。今まで多くのことに耐えてきましたが、セクハラだけはどうしても気持ちが悪くて耐えられません。

夫にと伝えたら「無理して面会に行かず、自分と一緒の時だけ行けばいい」と。

ここまで耐えたすべてを無駄にしたくない、でもこの件だけは自分おの気持ちを押し殺せない。

どのように身を処すべきか、ご教示お願いいたします。(神奈川県・50代女性)

▼やまのぼ回答▼

 ご相談者は、嫁に丸投げ家風に、耐えてよくここまで来られましたね。
敬服いたします。あなたの献身的介護に、お義父さまは、あなたのことを慕っておられるのでしょう。

 あるときは、遠い日の母親のように、あるときは、若かりし日恋焦がれた恋人かのように、余命宣告されて、こころは千々に乱れておられるのでしょう。生に執着するあまり、性に執着しておられるのでしょう。

 でも、だからといって、あなたに対して少々のセクハラは、仕方のないこととは決してなりません。毅然とした態度で対応すべきでしょう。

 しかし、あまりにも真正面から、生真面目に拒絶することでは、お互いの感情が疲弊するばかりです。強いては、あなたが危惧されているように、せっかく献身的に、務めてきたもろもろの介護の実が結びません。

 どうでしょう?一つの提案があります。

 お義父さまのセクハラの内容や程度は、ご相談内容からでは、よくわかりませんが、真正面から真剣に受け止めるのではなく、まるで冗談のように明るく受け流す術を、駆使されてはいいかがでしよう。

「ご冗談はやめてください!私は明日から来れなくなりますよ」とか、「ハイ!ハイ!おふざけは、ここまでにしましょう!」など、明るく受け流せるセリフを用意されて臨まれれば、よろしいかと思います。

 

▼次回のご相談予告▼
★次回の【勝手に人生相談 No.119】は、東京都・70代女性のご相談です。
「嫁が過度な潔癖症 孫が心配」を、予定しております。★

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