相談支援専門員と介護支援専門員はどう違うのか?【ケアマネジメント職1】
こじ☆のぼるです。よろしくお願いします
相談支援専門員と介護支援専門員に関する話です
社会福祉士の皆さんとか精神保健福祉士の皆さんで、介護支援専門員とか相談支援専門員されてる方もたくさんいらっしゃると思います。介護支援専門員とか相談支援専門員になるための要件の中で、社会福祉士・精神保健福祉士の資格が絡んでくる場合もあると思います。なので資格を活かしながらさらに任用資格を取っていくのもいいと思います。
私は相談支援専門員として働いていますが今のところ介護支援専門員になりたいとは思っていません。
1 根拠法と業務内容
介護支援専門員の業務内容はケアプランです。介護に関する計画を立て、介護保険サービスの利用の調整と給付の管理をしています。
続いて、相談支援専門員の業務内容はサービス利用計画の作成で介護保険のケアプランに似ています。高齢の方は介護保険、障害者の方は障害福祉サービス、また生活全般に関する相談もします。どういう暮らし、働き方をしていきたいか、就労支援・金銭管理・権利擁護の相談をします。
地域以降支援と地域定着支援
精神科病院などの施設に長期入院・入所されている方の地域移行への支援です。精神科の長期入院は長い方で40年ぐらい入院されています。長年病院だけでの生活になっている方に地域での暮らしをしてもらうため移行支援を進めていきます。
2 なり方
介護支援専門員
資格取得には厚生労働省が定めている保険・医療・福祉の中での実務経験が必要です。都道府県ごとで試験がるのでそれにまず合格してしてください。
その後の実務研修を経て初めて介護支援専門員になれます。
資格取得後は5年に1回資格の更新が必要です。
それも2段階に分かれていて、
実務経験が6ヶ月以上と3年以上で変わる
実務従事者で終了後6ヶ月以上の方
更新研修① 57.5時間
実務従事者で終了後3年以上の方
更新研修② 33.5時間
研修時間が大きく異なってきております
もちろん①の方が短いので研修期間も長くなる
②の方が実務経験期間が長いので研修期間は短くなる
相談支援専門員
こちらも介護支援専門員と同じように保険・医療・福祉・就労・教育など幅広い分野の相談支援や介護等の業務従事していた方
実務経験の幅が3~10年と非常に多いんですけども、従事した業務によって変わります
相談支援業務に携わっている方は概ね3~5年
詳しくはこちら(https://litalico-c.jp/)
社会福祉士の場合3年が多いです。介護では10年になります。
その経験を経て相談支援従事者初任者研修を受講して資格証をもらいます。
資格更新
初任者研修を受講後、5年毎に更新研修
更新研修=相談支援従事者現任者研修
受講には実務経験が必須
3 働き場所
介護支援専門員
地域包括支援センターは中学校区に一つあります。地域の高齢者の方の支援、居宅介護事業所などで介護保険の支援の中核を担っています。
相談支援専門員
基幹相談支援センター
概ね市町村に1つ設置されていいます。現在進行形の事業なのでこれから作っていく市町村もあります。障害のある方の相談支援の中核的な役割を担っており、相談内容も多岐に及んでおります。単純に福祉差調整だけではなくいろんな課題に対して総合的に相談に応じていきます。
基幹相談支援センター
市の障害の分野の窓口的な存在です。指定特定・指定障害児相談支援事務所、一般の相談支援事業所、サービス等利用計画の作成、地域移行・定着支援を提供していいます。
4 報酬体系
介護支援専門員
介護度に応じて報酬が決まります。月の件数は40件まででそれを超えてしまうと減算になってしまいます。介護度3~5の方で一人当たり月に14,000円ぐらいです。
相談支援専門員
一人当たりではなく計画とモニタリングで単価が変わってきます
計画作成は一件約18,000円
モニタリングは一件約16,000円
計画の立案と利用者に応じたモニタリング
利用者さんの状況によって変わる
毎月、3ヶ月、半年などなど…
年に1度、計画を見直し、再度立案
モニタリング頻度で報酬も変わるのが特徴
介護支援専門員
→毎月・利用者さん毎
相談支援専門員
→計画・モニタリングの実施事
相談支援専門員と介護支援専門員の違い
介護保険法か障害者総合支援法
ケアプランの作り方、サービス等利用計画の作り方、報酬などそれぞれ異なります。
実務内容も全然違う
高齢分野の利用者の関わり方と障害者の関わり方は違う
今回はここまでにさせて頂きたいと思います
今回も閲覧して頂き、有難う御座います(^^)/
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
色んな働き方があります、皆さん挑戦しましょう!