結論が先か、それとも、説明が先か
今回は…
「結論が先か、それとも、説明が先か」
について、書いてみたいと思います。
忙しさをアピールする人に、結論を先に伝えたら…
質問が帰ってきて、余計に時間がかかった…汗
会議やメールで何かをお願いする時に、良く言われるのが…
「結論から先に言え」というものがあります。
これは、忙しい相手の身になって、「自分が伝えたい事の結論」を最初に伝えることですが…
一般的に、この場合の結論とは「自分が伝えたい事」だと、殆どの人は思っているでしょう。
しかし、それで聞いている相手は、すんなりと納得してくれるのでしょうか?
最初に聞いた結論に疑問を持った場合、「何でそうなるの?」と、聞きたくなるのではないでしょうか?
すると、決局、その結論に至った経緯を、長々と伝えることになるのです。
実は、会議などの時に、「結論から先に言え」と言う人は、自分が忙しいことを、アピールしたいだけなのです。
「俺は忙しいんだから、長々と余計な説明をして、俺様の貴重な時間を無駄にするなよ」と思っているわけです…汗
では、そんな人達に満足してもらう為には、一体どうすればいいのでしょうか?
それは、「相手が聞きたい事、知りたい事」を先に言うことなのです。
今日の会議に集まっている人達が興味を持ちそうな内容を、最初に伝えるのです。
そうすれば、「結論から先に言え」と言うヤジを聞かずにすむ、かもしれません。
相手が興味を持ちそうな話題を見つける為には、日頃のコミュニケーション&アンテナを立てておく必要があることは、言うまでもありません…汗