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ごちそうする。

【ガイドヘルパー活動報告】

おはようございます。
昨日のガイドヘルパーの報告です。

いつもより少し早くグループホームを訪れると、
既に利用者さんが、玄関で待っていました。
「おはよう。お昼は何食べたいですか?」

「マック!」

「了解。」

マック以外は特にリクエストはなかったし、
だいぶ暑さも和らいてきたので、お散歩がてら、
バスを使わずに歩いて駅前のマックへ。
暑さが和らいできたと思いましたが、まだまだ
暑い。駅前に行くまでに2回ほど休憩しました。
私のほうが喉が渇き、冷たい飲み物飲みたくなった
ので、
「冷たいコーヒーごちそうするよ。
 職員さんには内緒だよ。」
すると、利用者さんはかなり喜び、
「ありがと、ありがと、ありがと、ありがとう。」

いつも、表情を変えることがなく、言葉も少ない
彼が、こんなに嬉しそうな表情をして、
ありがとうを何回も言うなんて。

大相撲の関取は、まだ給料をもらえない若い衆に、
稽古が終わった後、食事をごちそうすると
聞きます。
私はお金持ちでも、高給取りでもありませんが、
仕事を持ち、給料を貰っています。
彼はお金に困っているわけではありませんが、
収入は障害年金と、作業所で働いた工賃。
ヘルプのときは、食事代は各自持ちになりますが、
交通費、映画等の入場料は利用者さんが払っています。

話は少しそれますが、本業の方でのお話し。
10年くらい前に人事部の方と話す機会かあり、
最近入社した若い方は、飲み会に参加したがらない、参加しないとのこと。
地方の営業所ではこれが謙虚に現れ、会社として
問題になったと聞きました。
私の年齢からは、何故参加しないと言う立場側の高齢世代でずが、それでも私は就職氷河期世代1年生。
給料は上がらない、税金、社会保険は高い、奨学金の返済もある。
それでいて、バブル世代を経験した上司、お偉いさんたちが、ごちそう、おごりもしないで、
割り勘で飲み会に誘うと言うのもどうかと。

「おごる。」
て言うと良い意味に捉えられないかもしれませんが
「ごちそうする。」
と言うことを意識して、日々生活していくのは、
その人の立場によっては、必要なのではないかと。

私の場合、ガイドヘルパーのときは、
たまには、ごちそうするときがあっても、
いいんだと思う。
それはまた、職員ではなく、ボランティアとして関わる立場としての関係から生まれてくる
いい意味での 「ごちそうする。」
なんだと思います。

ビックマック美味しかった。
土手には彼岸花が咲いていました。
秋なんだな〜。

また、ごちそうするね!

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