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WBC 出場選手の応援歌一覧

 開幕まで1ヶ月を切った野球の世界大会・WBC。今回は、日本代表として出場する選手の応援歌をまとめました。各選手の最後にはその選手の応援歌動画も貼っておきますので、気になる方は是非そちらからご視聴ください。

1 山田哲人

WBCやオリンピックなどでも大活躍、子供からの人気も高い山田選手。数少ない2017年の前回大会からの連続出場選手の一人です。

〜前奏〜
♪〜やまーだてつと!×2
夢へと続く道 山田!

スタンド超えて打球は
遥かな夢へと続く
行け山田 新たな時代を
かっ飛ばせー山田!

 ゆっくりとしたテンポから勢いのあるメロディへ接続するときの「山田!」のコールはいつ聞いても、いつ歌っても痺れますね。今回の選出メンバーを見るにおそらく山田選手が1番に座ることになると思うので、
・久しぶりの声出し応援解禁
・ヤクルトファン以外からの人気も高い選手
・前回大会から親しんでいる人も多い応援歌
なども相まって、1番最初の山田選手の応援歌は凄まじい迫力になると思います。

2 源田壮亮

”源田たまらん”でお馴染みの源田選手。堅すぎる守備と安定感のある打撃で坂本勇人選手に代わる新たなショートとして侍ナインを世界一に導きます。

〜前奏〜
この場所で輝け
魅せろ壮亮

泥にまみれて培った
今ここで魅せろ 源田の力
かっ飛ばせー 源田!

 前奏の「輝け」で音が高くなるところはゾクゾクしますね。終盤になってこの応援歌を聞くと絶対に打ってくれるような気がします。メロディの曲調は、音程の変化が他球団の選手に比べて若干多く、西武の応援歌らしい雰囲気が漂っています。

3 牧秀悟

ルーキーイヤーからDeNAの主力としてチームを引っ張ってきている牧選手。WBCでも名物の「デスターシャ」は見られるのでしょうか。

〜前奏〜
オ〜♪ 牧秀悟!
オ〜♪ 届け我らの声〜 秀悟!

鍛えたそのパワー かっ飛ばせ
勝利をさあ目指せ ホームラン
かっ飛ばせー 秀悟!

 元横浜・巨人で活躍されていた村田修一氏の流用テーマです。「ファンファーレ」と呼ばれる前奏でメロディに合わせて「オ〜」と歌った後にトランペットが消え、「届け我らの声〜」と歌うところを初めて聞けるので、今から楽しみですね(この部分の聞こえ方は球場のファンの声量の出し具合にもよるので、そこもまた深み(?)があっていいと思います)。

7 中野拓夢

ルーキーイヤーにして盗塁王を獲得した中野選手。本職のショートに加え今年から挑戦するセカンドもそつなくこなすなど、マルチな活躍が期待されます。

強い気持ちで
勝利を目指せ中野
さあ 夢を拓け 打て走れ中野
かっ飛ばせー中野!

 阪神の応援歌は雄大さを感じさせるゆったりとした曲調のものが多いですが、中野選手の応援歌もそのうちの一つですね。歌詞の中に「中野」、「拓」、「夢」が入っているのもアツいですよね。

8 近藤健介

22年オフにソフトバンクへ7年総額50億円(推定)で移籍した近藤選手。類稀なるバットコントロールをWBCでも発揮することはできるのでしょうか。

 近藤選手は大会前までに応援歌が作られるか微妙なところなのでソフトバンクの野手汎用テーマが歌われる可能性がありますが、日本ハム時代の応援歌と2曲載せておきます。

日本ハム時代の個人テーマ

さあ狙いを定め
遠く遠く飛ばせ
眩く光る時代(とき)
近藤築き上げろ
かっ飛ばせー近藤!

 日本ハム時代の応援歌はボールをバットに当てる技術が高い近藤選手ならではの歌詞で筆者も時々口ずさんでいたのですが、まさかこれが歌えなくなるとは…将来似たタイプの選手が出てきた時に引き継いでほしいですね。

ソフトバンク野手汎用テーマ

待ち侘びた場所で
真の力を解け
限界越えるその日まで
夢の道繋げろ
かっ飛ばせー近藤!

9 周東佑京

プレミア12ではオーストラリア戦で魅せた"神走塁"で一躍時の人となった周東選手。近年は打撃のレベルも上がってきており、前回以上の活躍を期待します。

たゆまぬ努力で
さぁ時代を築け 志ひとつに
行けスピードソルジャー
かっ飛ばせー周東!

 スピードソルジャーという表現がものすごくカッコいいですよね。一瞬でダイヤモンドを駆け回ってきそうな雰囲気がします。ちなみにソルジャーとは、日本語で「兵士」という意味だそうです。

10 甲斐拓也

「甲斐キャノン」と称される強肩が武器の甲斐選手。東京オリンピックではブルペンに連絡を入れる際の「もしもし甲斐です」が話題となりました。

巡ったチャンスを
その手で掴み取れ
拓也今ここで 見せてやれ
かっ飛ばせー拓也!

 「巡ったチャンスをその手で掴み取れ」という歌詞は、育成から這い上がってきた甲斐選手にぴったりのフレーズだと思います。また、「拓也今ここで」は語呂の良さだけでなく、支配下登録された時の名前が「拓也」だったことも関係しているかもしれません。

16 大谷翔平

大リーグで二刀流として活躍し、今では国内外、野球好き問わず有名なプレーヤーとなった大谷選手。今東京ドームで、「翔TIME」が始まります。

迷わずに駆け抜けろ
伝説の幕が開ける
さあ気持ち込めて
進め 狙い定め
飛べ!大谷! 夢の向こう側へ
かっ飛ばせー大谷!

 歌詞自体は日本ハム時代に作られているのでこれからのスターロードの開幕を願っているような内容なのですが、曲の感じがとにかく"最終章"感がすごいんですよ。まだまだ集大成というような年ではないですが、大谷選手には今まで積み重ねてきたものを、この大会で存分に発揮してほしいです。

23 ラーズ・ヌートバー

メジャーではカージナルスの外野レギュラーとして活躍していたヌートバー選手。彼の母親が日本人なため、出場資格を満たし参加が決定しました。ちなみに日本名は
「榎田達治」。

 ヌートバー選手の応援歌は何を使用するのか現在では決まっていないため、分かり次第変更させていただきます。

24 大城卓三

強打を売りとする巨人の正捕手・大城選手。代表選出の際にあまり評価されてこなかったのですが、今大会を機に彼の評価が良い方に変わることを願います。また、写真は社会人時代のもの。

鋭い眼差し 満ち溢れる男気
魅せろパワー フルスイング
ぶち込め大城!
かっ飛ばせー大城!

 大城選手の応援歌は、「ぶち込め大城!」の最後のところで音が一気に高くなるのが筆者のお気に入りです。まさにパワーが売りの打者というような応援歌ですよね。

25 岡本和真

村上宗隆選手らと共に球界を代表するスラッガーの1人である岡本選手。外野も守れるアーチストで、代表ではチーム事情によりレフトでの起用が予想されます。

〜前奏〜
歴史を築け 岡本和真 岡本!

夢溢れるフィールド
その名刻め岡本!
スタンド沸かす 永遠のアーチ
かっ飛ばせー岡本!

 岡本選手の応援歌は前奏が終わるとリズムが取りづらく、今でも筆者はなかなか上手く歌えません(笑)。特に、「夢溢れるフィールド」をどこで伸ばせばいいのか分からないので、絶対に聞いておいたほうがいいです(笑)。

27 中村悠平

走攻守全てにおいてバランスが良く、ヤクルトを2連覇に導いた頭脳も持ち合わせているなど、痒い所に手が届くキャッチャーの中村選手です。

君が受けるその球に
込められし思い
みんなが夢見続けてきた
歓喜の時さ
かっ飛ばせー中村!

 初っ端からリズムの狂うような歌い出しなのですが、歌えるようになると中村選手の応援歌は超カッコいいです。古田敦也氏から脈々と受け継がれてきたヤクルト捕手の血をこの歌で表している感じがします。

33 山川穂高

沖縄で育ったアーチスト・山川選手。ファーストには山川選手、サードには村上選手と超打撃型のオーダーを見られるのが今から楽しみです。

山川穂高ここで一発
高らかにアーチ描こうぜ
皆の願いバットに乗せて
飛ばせ遥か彼方まで
山川!山川!山川穂高!
山川!山川!山川穂高!

 山川選手の応援歌の特徴なんといってもそのテンポ。応援歌とは思えないほどゆったりしていて、山川選手の出身でもある沖縄民謡をイメージします。山川選手はユニフォームも袖口が浴衣レベルにゆったりしているので、彼自身もそういう性格なのでしょうか。

34 吉田正尚

フルスイングでお馴染みの吉田選手。23年からはメジャーに挑戦しますが、その多忙の中でのWBC参加決意には、この大会への深い思い入れが感じられます。

 オリックスの応援歌は元々覚えるのが難しいことで有名ですが、吉田選手の応援歌はことさらです。彼の応援歌には通常ver.と境地ver.というのがあるので、2つ書かせていただきます。

通常ver.

力を求める限り 
幾多の困難乗り越え
前人未到の境地 
辿り着く男の名は
正尚!正尚!正尚!正尚!
ウォイ!ウォイ!ウォイ!ウォイ!ウォイ!それ正尚!
ウォー…オイ!
それかっ飛ばせー!
正尚!正尚!正尚!正尚!

境地ver.(チャンス時に使用)

MA! SA! TA! KA! ×6
力を求める限り
幾多の困難乗り越え
前人未到の境地
辿り着く男の名は
正尚!正尚!正尚!正尚!

〜前奏〜

ウォー…MA! SA! TA! KA!
MA! SA! TA! KA!

ウォイ!(演奏)ウォイ!※1
(演奏)ウォイ!×8
YO! SHI! DA!

その力ここで魅せろ!魅せろ!
全身全霊懸けろ!懸けろ!
(※1に戻ってから再び上2行を歌う)
ウォー…MA! SA! TA! KA!
(※1に戻ってから「懸けろ!」までいってを繰り返す)

 見てわかっていただけたと思います。「この応援歌、絶対見るより聞いた方が早い」と。音源を聴いてぜひ覚えてみてください。筆者も頑張って覚えます(笑)。

51 鈴木誠也

22年から渡米し、カブスでメジャーに挑み始めた鈴木選手。海外の選手に慣れ始めたこともあり、WBCでは例年以上の活躍が期待できそうです。

誠の道進み
チームに流れを呼べ
荒川から架けろ 夢の赤い橋
かっ飛ばせー!誠也!
誠也!×6
かっ飛ばせー!誠也!

 中野選手のように、歌の中に「誠也」の文字が入っているのが粋でいいですよね。筆者は同じスタイルで大和選手のような応援歌も好きですよ。また、広島の選手の応援歌は、1度メロディを歌い終わると2回目はスクワットをしながら選手の名前を叫びます。1回目を歌い終わったら注意しておきましょう。

55 村上宗隆

今や世界にまでその名を轟かすアーチストとなった村上選手。世界の名だたる名投手たちを打ち崩す準備は万端です。

〜前奏〜
闘志溢れる一打 今こそ放てよ
村上!村上!村上!村上!
選ばれし猛者集う地で
強く咲く大輪
肥後より携し力
今こそ解き放て
かっ飛ばせー村上!

 打者が異様なオーラを放つというのはたまに聞きますが、応援歌から威圧感が出てるように感じるのは村上選手くらいなのではないでしょうか。歌詞のどこを切り取っても侍のような堂々とした風格があり、村上選手らしい応援歌だと思います。56号を前奏のところで決めたのは圧巻でした。

出典

使用させていただいた写真

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