猛虎打線爆発で阪神が先勝！ディグプロ10月28日
ついに始まった大一番、初戦は阪神が8得点と打線爆発で快勝しました。
今回は、10月28日に行われた日本シリーズ第一戦を振り返っていきます。
※以下一部敬称略
オリックス対阪神戦
京セラドーム大阪
18:30プレイボール
スコア オリックス0-8阪神
スタメン
オリックス 阪神
１ 左 池田陵 １ 中 近本
２ 三 宗 ２ 二 中野
３ 一 中川圭 ３ 右 森下翔
４ 右 森友 ４ 一 大山
５ 指 頓宮 ５ 三 佐藤輝
６ 遊 紅林 ６ 左 ノイジー
７ 二 ゴンザレス ７ 指 渡邉諒
８ 捕 若月 ８ 遊 木浪
９ 中 野口智 ９ 捕 坂本誠
投 山本由 投 村上頌
オリックス、阪神共に中9日で山本由、村上頌が先発します。
今季の両リーグを代表する投手同士の対決、やはり序盤はなかなか打者も塁に出ることができません。しかし、相手先発に対して先に順応していったのは阪神打線でした。
阪神はオリックス・山本由に対して初回からヒットを1本放つと、4回には無死一、二塁のチャンスも作りました。しかしどちらも併殺を打ってしまい、なかなかあと一本がでません。
それに対して阪神先発の村上頌はオリックス打線相手に4回までパーフェクトピッチング。自身初の大舞台での先鋒登板ながら、堂々たる立ち上がりを披露しました。
手に汗握る投手戦は唐突に終わりを告げます。
0-0で迎えた5回表、阪神は先頭の佐藤輝がヒットで出塁すると、果敢に盗塁を決め、ノイジーの犠牲フライもあり一死三塁のチャンスを作ります。ここで打席には"直球破壊王子"こと渡邉諒。その初球。インに食い込むシュートに照準を合わせると、打球は詰まりながらもセンターの前に落ちるタイムリーに。虎の指名打者のタイムリーで阪神が1点を先制します。
するとその後も打線が続き、近本のタイムリースリーベース、中野のタイムリーで計4点を奪取。山本由を攻略します。
さらには6回に木浪、坂本誠の下位打線にタイムリーが飛び出し、3得点。日本のエース・山本由を6回途中7失点に沈めました。
阪神・村上頌は大量援護も相まってピッチングに勢いが増し、圧巻の7回100球無失点で降板。
「序盤はテンポよくいけたのがよかった。ピンチでも粘れたのが無失点につながったかなと思います」
と振り返った右腕は、交流戦で山本由に投げ負けた雪辱を果たし晴れやかな表情をしていました。
阪神は0-7で迎えた9回表にも佐藤輝のサードゴロの間に1点を追加すると、9回は岩貞が登板。横に滑る変化球が得意な左腕は野口智、池田陵、宗から圧巻の三者連続三振を奪って試合終了。阪神が13安打8得点の圧勝で初戦を制しました。
勝利投手 村上頌樹（1勝）
敗戦投手 山本由伸（1敗）
勝敗
オリックス 0勝－1勝 阪神
まとめ
ついに日本シリーズが開幕しましたが、接戦が予想されていた初戦は、まさかの阪神のワンサイドゲーム。オリックス・山本由伸選手を攻略できた打線が大きいですね。また、村上頌樹選手も日本シリーズ初登板とは思えないほどの大立ち回り。5回のピンチで粘れていなければまた違った結果が出ていたかもしれません。
そして、前日の記事で書いたように、両チームの下位打線の結果が試合を左右したかもしれません。先制打を放ったのは"7番"の渡邉諒選手ですし、"7〜9番"で4安打を記録しました。やはり繋ぎの下位打線ほど怖いものはありません。
これで先に阪神が1勝を手にしたことになりましたが、ここからこの日本シリーズはどのようになっていくのでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
出典・画像引用元
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