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西武・元山が移籍後初ホームラン!ディグプロ3月7日

 トレードで新しく獅子の一団に加わった小兵が、新天地で初のホームランを放ちました。
 今回は、3月7日に行われたオープン戦1試合を振り返っていきます。
※以下一部敬称略、試合順は開始時刻順、同時刻の場合はスポナビ野球速報の表示順に。

日本ハム対西武戦

ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム

13:00プレイボール

スコア 日本ハム7-1西武

スタメン
日本ハム         西武
1 三 郡司       1 中 西川愛
2 右 淺間       2 三 佐藤龍
3 左 スティーブンソン 3 左 コルデロ
4 指 レイエス     4 一 アギラー
5 一 A.マルティネス 5 二 元山
6 中 松本剛      6 右 若林楽
7 遊 水野       7 指 渡部健
8 捕 進藤       8 捕 炭谷
9 二 奈良間      9 遊 児玉
  投 伊藤大海       投 渡邉勇

 日本ハムは開幕投手に内定している伊藤大海、西武はローテ入りを目指す渡邉勇が先発します。

西武・渡邉勇は制球が乱れました。初回こそ1安打で抑えたものの、2回は味方のエラーから三連続出塁を許すなど、ボールが真ん中寄りに集まりました。
 3回は逆にストライクゾーンを外れるボールが増え、四球でピンチを招くなどし一挙4失点。4回にもタイムリーを許すなど、4回82球を投げ9安打、3奪三振、2四球、5失点という内容。

 「真っすぐも力強いところはあったと思うし、そういう意味ではもうちょい勇太郎らしく大胆にいってもよかったのでは」

スポーツ報知 2024年3月7日 19:00配信の記事より一部抜粋。

 と松井監督も語るだけに、次回はアグレッシブな投球を期待したいですね。

 一方の日本ハム・伊藤大海は安定したピッチングを披露。ヒットこそ打たれたものの、要所を締める投球をし、3回3安打、3奪三振、1四球、無失点で降板。
 2回には二死一、二塁で炭谷から空振り三振を奪うなど相手に点を与えなかった右腕は、

 「バランスは良かったですし、出力は気温も気温だったので、あまり出せなかった登板でしたけど、最後のフォアボールがいらなかったなというぐらいで、あとは良かったと思います」

スポーツ報知 2024年3月8日 7:16配信の記事より一部抜粋。

 とコメント。新球種のスイーパーも仕上がっています。

 この試合でホームランを放ったのは、西武・元山。「5番・セカンド」としてスタメン出場すると、4-0の4回に迎えた第二打席で、日本ハム・生田目のインハイのストレートを捉えると、打球はライトポール際に飛び込むソロホームランに。

 「前の打席では、いい当たりでしたがランナーを進めることができなかったので、今回はなんとか出塁しようと思って打った結果がホームランになってうれしいです」

スポーツ報知 2024年3月7日 15:05配信の記事より一部抜粋。

 と、白き歯をこぼした元山でした。
 試合は日本ハム・スティーブンソンが猛打賞を記録するなど、11安打7得点の猛攻で日本ハムが勝利。7-1で西武を下しています。

勝利投手:伊藤大海(1勝)
敗戦投手:渡邉勇太朗(1敗)
本塁打
西武:元山飛優1号ソロ

投手リレー
西武:渡邉勇-佐藤隼-甲斐野-ヤン-アブレイユ
日本ハム:伊藤大海-生田目-田中正-北浦-金村-福田俊-石川直

日本ハム先発の伊藤大海。出力は低いながら状態の良さを首脳陣にアピールすることができました。
西武先発の渡邉勇。次回はストライクゾーンの際どいところを攻めていきたいです。
この試合でホームランを放った元山。本職とする二遊間には高い壁がありますが、"飛"び越えていけるでしょうか。

まとめ

 この日はオープン戦の後、日本代表対欧州代表の壮行試合が行われました。前日とは異なり大学生も多くスタメンに入る新しいオーダーでしたが、金丸夢斗選手などの奮闘により日本代表は継投での完全試合を達成。日本では中日が日本一を達成した時以来、あの山井大介氏、岩瀬仁紀氏のリレー以来のものとなりました。
 プロだけでなくアマチュアでも将来有望な選手が育ってきているというのは嬉しい話ですね。今年も昨年とは異なる新戦力の台頭が楽しみです。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典・画像引用元

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