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「本を出したい」鈴木けんじ氏インタビュー 後編|次の一歩を見つける場所 トミタイムズ

本を出して人生を変えるためには
どのような準備が必要か?
今日は、鈴木けんじさんへのインタビュー
後半をお届けします。

先輩著者の経験とアドバイスから、
「本を出したい」「本を売りたい」という方の
次の一歩を見つけるヒントになれば嬉しいです。


●出版に対する、理想と現実のギャップ

けんじさんは、10歳で1年間一人暮らしとなりました。

その時の体験をもとに、
後に夢を叶えアニメソング歌手になったり、
事業家として成功を掴んだり、、。
そのとっておきの方法をまとめた一冊
『人生謎解きトリップ
 -時空を超えてやってきたのは自分⁉』
を2020/3/14に出版しています。

この出版で、出版に対する理想と現実のギャップを経験しました。

けんじさんは、出版すれば本は自動的に売れると思っていました。
なぜなら彼は、20代の時にアニソンシンガーとして
メジャーデビューを果たしています。
発売されたレコードは、レゴード屋さんに並んでいるし
毎週アニメは放送され宣伝になっていて、
書店に行けばレコード付きの漫画が並んでいたそうです。

その感覚で考えていた けんじさんは、
2020年に自己啓発書を出版してみて衝撃を受けました。
書店には並んでいないし、誰も自分が本を出したことを知らない……
レコードのインディーズ時代のように、
「手売りする積極的な販売努力が必要」
と自らの経験を元に教えてくださいました。


●1冊だけじゃ足りない!?

けんじさんは、
1冊目の本が売れた時のために、
3冊目までの構想を練っておくことを勧めています。

半年ごとに、新しい本を出せるように
準備しておくことで、
読者に忘れられず、
飽きられないようにするのがポイントです。

音楽業界での経験と、
出版業界での経験から、
コンテンツビジネスでは、次の作品を常に準備しておくことが重要である
と強調しています。


●自分にしか書けない文章とは?

最後に、
けんじさんは、自分が本を出版するとは
思ってもみなかったと話します。

本は好きで読んでいましたが、
彼にとって執筆は自分との対話でした。
誰かから聞いた話ではなく、
過去の自分との対話から生まれた内容
だからこそ書けたのだと語ります。

自分自身の体験から生まれたものであれば、
自分にしか書けないものになると教えてくれました。

●まとめ

鈴木けんじさんのインタビューから、
出版を目指す人にとって重要なポイントをまとめます。

・原稿を準備しておく(サンプルに出せるように)
・企画書はプロの力を借りる
・本は、まず著者が手売りする気持ちを
・3冊目まで構想しておく
・自分自身の体験を元に書く

「本を出したい」「本を売りたい」
そんなあなたが、次の一歩を見つけ
幸せな著者への道を歩むことを願っています。


インタビューの前半は、こちら
https://note.com/nobook/n/n842327cd24a8

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また来週、お会いしましょう。

   トミタイムズ編集部

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