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小冊子の製本っておいくら? 実際にかかった費用とめっちゃ苦労したポイントを公開。

1/6に開催された、発信のプロ末吉宏臣さんの「note収益化&収益増加セミナー」に参加させていただいたのですが、本当にタイトル通りの内容で、ここまで言っちゃっていいの!?と受講側が驚いちゃいました。
<末吉さんが気になる方は、末吉さんのnoteを>
https://note.com/sueyoshihiroomi


◆ずばり製本にかかる費用は?

末吉宏臣さんのセミナーがきっかけで、
小冊子制作について質問をいただくことが多くなっていたことに気づき、記事にまとめてみよう! となりました。
トミーが小冊子を発行し、半年間で1,500部をお届けしたウラ話を、記事にしていきます。
小冊子制作について気になるなぁ~という方のお役に立てたら嬉しいです。

トミーの小冊子
『新人著者が
 出版前にしておきたい17のこと』
をご存じない方は、こちらをご覧いただければ
トミーが制作した小冊子をイメージしやすいかと思います。
https://tomy.hp.peraichi.com/syuppan

さて、今日のテーマは「小冊子の製本」について。
費用についてのご質問をいただいたのでお答えします。
まずは、ずばり製本にかかる費用はこちらです。

トミーの小冊子の場合、
サイズ:B6
ページ数:64ページ
表紙印刷:カラー
表紙の用紙:アートポスト160K
本文印刷:モノクロ
本文の用紙:上質70K

以上の仕様にて、
部数:200部の場合
超ゆったりコース(10営業日)
金額:¥36,743_
(2023/06/04時点)

つまり、1冊あたり約184円となっています。
小冊子の場合、お届けするには送料も費用としてかかってきます。
封筒代や宛名の印刷を考えると、
お一人にお届けするのに¥500_くらいの感覚でしょうか。

◆トミーはこの印刷会社を利用しました

意外と高いと感じますか? 安いと感じますか?
私は「た、高いッ!」と顔面蒼白になりました。
小冊子を作ろう♪ と思った当初は、こんなに費用がかかると想像しておらず、製本代&送料の実際の数字に気がついたとき、怖くなってやめたくなりました……

この費用の壁があるので、小冊子プレゼントを実施する人は少なく、「PDFプレゼント」や「動画プレゼント」が一般的になっているのです。
ただ、一般的ではないからあえての小冊子、という選択をトミーは行ったのですが、このウラ話については別の機会に書きますね。

さて、今日のテーマ「小冊子の製本」に話を戻します。
1冊あたりの製本費用については、上記の通りですが、これは部数によって大きく変わります。
200部よりも多くの部数をまとめて依頼すると1部あたりの価格は低くなります。
そして、多くの部数(150部以上)の場合と、少数部数(1~100部程度)では、依頼する印刷会社を私は変えています。
印刷会社は検索するとたくさん出てくるので、ホームページを見て依頼しやすい会社さん選べば良いと思います。(費用も大切ですが、入稿の画面が操作しやすいこと大事です)

トミーが依頼した印刷会社
多くの部数(300部程度)の場合
イシダ印刷
https://www.lowcost-print.com

サンプルの場合
冊子製本キング
https://www.i-booklet.com

*サンプルは絶対作ってみることをお勧めします。
その他に、フライヤーの場合は地元の印刷会社も利用します。
フォトブックだとしまうまプリントも評判良いです。

◆小冊子制作の最大の落とし穴……最も苦労したことは?

今日のテーマ「小冊子の製本」ですが、
一生懸命文章を書けば、印刷会社に送ってすぐに製本♪
なんて思っていませんか?
わたしは思っていました……
ここが小冊子制作の最大の落とし穴。
構成が大変なんです!

本を出したいと思っている人であれば、「編集」や「校閲」は大切・大変だと聞いたことがあると思います。
でも、素人が小冊子を自力で制作するときに、一番大変なのは「構成」です。わたしは一番苦労しましたし、時間がかかりました。

例)トミーが行った手順
Wordの横書きで書いた文章を、
・縦のフォーマットに変換
・フォントを決める
・見出し、小見出し、本文の文字サイズを決める
・イラストを入れる
・ページ数の確定
・目次の作成
・PDFデータへの変換

以上が構成の手順です。縦のフォーマットはインターネット上から拾ってきたもの使用しました。
PDF変換までたどり着いた! と思ったのに文字化けしてしまい、フォント変更に戻る……という悲しい経験もしました。
プロの方は専用ソフトを使用していますが、私たち素人はWordで構成を行うので、結構苦労すると思います。

ページ構成から製本までを引き受けてくれる印刷会社もあるようです。ココナラで探してみても良いかもしれません。パソコンの操作が難しかったり、時間の確保が難しい方は、丸っと外注する選択肢もあると思います。

それでも、落ち着いて作業したらちゃんと出来上がりますし、一度自分のフォーマットができると、変更や更新が自分で行えて便利です。

小冊子の制作は、一人で頑張らずに、友人や周囲のそれぞれ得意な方に手伝ってもらいましょう。
わたしの場合、基本的に全ての作業を一人で行いましたが、編集と校閲は3人の友人に一緒に行ってもらいました。構成は旦那さんに手伝ってもらい、イラストは外注しました。
構成が終わりPDFデータへの変換まで無事に終わっても、入稿データを送る際は緊張します。
一人で頑張らず、伴奏してくれる仲間を見つけてくださいね。

まとめ

文章さえ書ければ……と思って頑張っていたかもしれませんが、
小冊子制作は、原稿が出来上がってからの工程のほうが長いです。(笑)
ぜひ仲間と一緒に、あなたの一冊を仕上げてください。

「トミーが小冊子を発行し、半年間で1,500部をお届けしたウラ話」
を、記事にしていきますので、質問がある方はご連絡ください。
*コメント欄は閉じていますので、しばらくはFacebookのメッセンジャーにてご連絡ください。問い合わせフォームを別途作成する予定です。

「著者のイベントディレクター トミー」ってどんな人?
は、noteのプロフィール記事にまとめています。
https://note.com/nobook/n/n00534b42052f

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