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善と愚かさの間で

彼女とのデートが無ければ、昨日の16日にオレは地元のお店に行き、満席でありながらも推定設定1の北斗に座り、台移動も出来ず、意地になって辞める事も出来ないまま、ただただお金だけを吸い込まれ爆死していただろう。店のスランプグラフを見てゾッとしてしまった、、。
ホント、ギャンブルやらない彼女から見たらある意味複雑かもしれないけど、彼女とのひと時はオレを「人間」に戻してくれるのだ。
彼女が居なければ美味しい珈琲のお店も行かないだろうし、前から欲しかった系の服にも巡り会えずに買わなかっただろう。
だがオレは今朝おもいくそ並んでいる。‪💧‬
7の付く日だからな、これだけは行く‪💧‬
昨日ヤラレまくったであろう人々がいつもより更に増して大勢並んでいる。正直物凄い数だ。そして抽選したら294番だった。これでメイン機種にはまず座れないだろう。因みに前回も前々回も外しているので一生イベント日にメイン機種には座れないかもしれない‪💧‬
最近それにも一喜一憂しなくなって来た。
何故なら僅かずつでは有るが、米インデックスのNISAをやっていて、僅かながらにも利益が出てるのを見てるとなんだか安心するというか、「あぁ、こんな自分でも貯蓄出来てるのだな」と、少し誇りに思えるようになった。
パチンコ屋さんのイベントにはチャンスかもだから並ぶけど、マトモな台に座れなかったら負けたと思って株買っておくみたいなよく分からんサイクルが最近主流になりつつある。基本みんな金など持って無いだろう、少しでも生活の足しにしたくてこうやってイベント日には並ぶのだからな。
世の中の貧困層との分断化が進めば進む程、
貧困層がこうやって朝からパチンコ屋に殺到する様は今も昔もさして変わらない。
いや、一時よりも更に過激すら見える。
これが今の日本の現状だと思う。
地獄の釜の底でそれこそ生き残りをかけた闘いなのだな。血が滾る。でもそうやって自分以外の他人が全て敵みたいな空間よりも、彼女と立ち寄った服屋の同世代の店員とパンクやロックの立ち話をしてる時間はとても有意義だった。オレはそうやって善の方向と貪る方向との間でただただ揺れているのです。
開店時間になったが人が多過ぎて整列が追い付いていない、カオスだ‪💧‬


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